放送開始から45年　「ピュンピュン丸」が新たにDVD　庵野、大地、樋口の3監督が大絶賛

いまから45年前にテレビ放送を開始、その常識外れのギャグから子どもたちに大人気博したのがアニメ番組『ピュンピュン丸』だ。本作が単巻DVDとして東映アニメーション/東映ビデオ発売される。

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2012.11.14 Wed 11:25

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いまから45年前にテレビ放送を開始、その後、その常識外れのギャグから子どもたちに大人気を博したのがアニメ番組『ピュンピュン丸』だ。
本作が2012年12月7日の第1巻をスタートに、全4巻で単巻DVDとして東映アニメーション/東映ビデオから発売される。各巻6話から7話を収録、価格は各4725円（税込）となっている。

『ピュンピュン丸』のギャクのテンションは、折り紙つきだ。放送当時は全26話が制作されていたにもかかわらず、「あまりにも内容がふざけすぎている」との視聴者意見から、いったんは12話で放送を終了した。その後、再放送などで全26話が放映されたというエピソードも残されている。
人気の高さから、その後たびたび再放送されており、60年代から70年代に子ども時代を過ごした世代にはお馴染みの作品だろう。また、原作が『恐怖新聞』や『うしろの百太郎』といった作品でお馴染みのマンガ家つのだじろうさんというのも、現在から見ると意外感がある。

また、その突き抜けたギャグセンスは、いまなおギャグアニメとしても高い評価受けている。現在活躍する多くのクリエイターにも影響を与えている。
今回の単巻DVDの発売にあたっては、そうしたなかから日本のアニメ界、映画界を代表する庵野秀明さん、大地丙太郎さん、樋口真嗣さんの三監督が推薦のコメントをするほど。三監督の熱いコメントからも、『ピュンピュン丸』のエネルギーが伝わって来る。

東映ビデオでは今回のDVD発売にあわせて、記念ソフトビニール製人形3体の発売も決定した。『ピュンピュン丸』の主人公“花のピュンピュン丸バージョン”とその弟のチビ丸、そしてキャラクター造形がいまなお印象的なケメ子である。
いずれも12 月13 日発売予定、東映ビデオオンラインショップで独占先行販売となる。

■　3大監督の推薦コメント

庵野秀明
「余計な邪心がない。純粋に面白さだけを追求している心地よさ。
昭和のエネルギーに満ちあふれ、本来アニメが持っていた理屈では味わえない原始的で感覚的な面白さ。
技術しか価値観を見いださない現代のアニメーションが、失ったものは大きいなぁと感じます。
シビレます。心洗われます。脳天に直撃です。観て下さい。」

大地丙太郎
「クツ下重なる・・・・・・いや、タビ重なるくだらなさあああ??!お腹よじれてこりゃキビシー!!
子供の頃こんなもん見てたからオツムのネジがユルんだままになっちゃったのよおおおおお～～～～!!
オツム返してチョーダイ!!
ふざけてチョーダイ！昭和きってのおふざけテレビ漫画！
あこがれの白石冬美のサユリちゃん！ああ、たまらないったらたまらない!!
世紀を越えて、ネジかたいヤツらを片っ端からゆるめてやってチョーダイ!!!」

樋口真嗣
「あのクーラーのない夏休み、宿題そっちのけでかじりついた10チャンネル。思い返せばそれが私にとって最初にして最高のテレビまんが体験だった。
掛け値なしにくだらないギャグの数々がオツムのネジをゆるめてしまい、私という人格の血肉になったのだ。あの頃親に散々言われて無視してきた"漫画やテレビを見すぎたらバカになる"って、ありゃ本当だったね。
取り返しはつかないかもしれないけど、後悔なんかしていないちゃんヨ〜ん。」

「ピュンピュン丸」DVD
/http://www.toei-video.co.jp/DVD/pyunpyunmaru.html

[単巻DVD]
「ピュンピュン丸 Vol.1」（1～6 話収録） 12月7日発売
「ピュンピュン丸 Vol.2」（7～13 話収録） 2013年1月21日発売
「ピュンピュン丸 Vol.3」（14～20 話収録） 2013年2月21日発売
「ピュンピュン丸 Vol.4＜完＞」（21～26 話収録） 2013年3月21日発売
各4725円（税込）
発売元：　東映アニメーション・東映ビデオ　　販売：　東映

[ソフトビニール製人形]
ソフトビニール製／組立済／彩色済／日本製
製造・発売：シカルナ・工房

□ピュンピュン丸（花のピュンピュン丸バージョン） 5250円（税込）
高さ：　約15cm／可動箇所：首・両腕・両足 ※以前発売されたものの色がえバージョン
□チビ丸　3675円（税込）
高さ：　約8cm／可動箇所：首・両腕・胴
□ケメ子 3675円（税込）
高さ：約8cm／可動箇所：首・右手・腰・両足

12 月13 日発売（予定）＊東映ビデオオンラインショップで独占先行販売

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