マンガ家こうの史代さんの代表作『この世界の片隅に』が、アニメ映画化される。8月17日に本作の監督を務める片渕須直さんがTwitterにて明らかにしたほか、8月18日から2日間の予定で開催されている広島あにこむ2012でもポスターが展示されている。
告知情報によれば、片渕須直さんは監督だけでなく脚本も務める。また、アニメ制作は『坂道のアポロン』などの制作をする新スタジオMAPPAが行う。そのほかの詳細情報は明らかにされていないが、公開されたポスターは浦谷千恵さんが作画をしている。浦谷さんは片渕須直監督の代表作『マイマイ新子と千年の魔法』の画面構成・作画監督や『鉄コン筋クリート』の作画監督でも知られている。

『この世界の片隅に』は、『夕凪の街 桜の国』と並ぶ こうの史代さんの代表作で、第二次大戦中の広島県を舞台にしている。また、2009年には文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している。
今回制作の報告を広島で行うのも、物語の舞台とのつながりからと見られる。『この世界の片隅に』のアニメ映画企画はかねてより言われてきたが、今回はその制作が本格的に進んでいることを発表したかたちだ。

片渕須直監督は、『アリーテ姫』、「BLACK LAGOON」シリーズなどの代表作がある。2009年に劇場公開した『マイマイ新子と千年の魔法』が高い評価をされた。『マイマイ新子』後、初の映画となるだけに、かなり注目を集めることになるだろう。
また、アニメ制作のMAPPAはマッドハウスの代表取締役・プロデューサーなども務めた丸山正雄さんが立ち上げた新しいスタジオである。マッドハウス時代からのつながりが、本作に活かされる。MAPPAにとっては、劇場アニメ第1作ともなりそうだ。

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