7月20日から愛媛県・新居浜市立郷土美術館で「ジブリの動画家 近藤勝也展」が開催される。スタジオジブリの名アニメーター近藤勝也さんにスポットライトを当てた企画展示である。今年で新居浜市制が75周年を迎えた記念事業の一環として行われる。近藤さんは新居浜市の出身で、新居浜ふるさと観光大使でもあることから初となる展覧会が開かれることになった。近藤勝也さんは『天空の城ラピュタ』よりスタジオジブリ作品に参加した。その後、『魔女の宅急便』、『おもひでぽろぽろ』、『海がきこえる』、『崖の上のポニョ』などでは作画監督も務めている。ジブリ作品のほかでも『王立宇宙軍~オネアミスの翼』、『電脳コイル』などにも参加している。展示では、地元でアニメーターを目指していた幼少期から学生時代までのものからジブリでのイメージ画まで、初公開となるものを含む200点以上が一挙に紹介する。『魔女の宅急便』や『コクリコ坂から』のイメージ画などである。本邦初公開作品原画、背景画、セル画、絵コンテ、タイムシートなど、近藤さんの技に触れる貴重な機会となる。観覧料は高校生以上500円(中学生以下無料)、休館日は月曜日だが7月23日は開館する。会期は8月26日まで、夏休み期間中楽しめる。[真狩祐志]新居浜市立郷土美術館/http://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/kakuka.php?sec_sec1=93特別企画展「ジブリの動画家 近藤勝也展」日時: 2012年7月20日(金)~8月26日(日) 9時30分~17時30分会場: 新居浜市立郷土美術館 1階展示室 休館日: 月曜日 ※ただし7月23日(月)は開館観覧料: 高校生以上 当日券 500円(前売券 400円)※中学生以下は無料主催: 新居浜市、新居浜市教育委員会共催: 新居浜文化協会、(財)新居浜市文化体育振興事業団、媛新聞社後援: 愛媛県、愛媛県教育委員会、南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、ハートネットワーク、FM愛媛