広島市にキャンパスを持つ比治山大学短期大学部が、7月8日から比治山大学にて「山村浩二アニメーションを語る」と題した講演会を開催する。講演会は、アニメーション作家として世界的に知られる山村浩二さんがその創作の背景について語るものになる。8日の13時から14時半まで、比治山大学6号館の大講義室で行われる。講演は無料で、同日は大学のオープンキャンパスも行われている。アニメーションや映像のファンであれば、気軽に足を向けられる。今回の講演は、比治山大学短期美術科に、新たに映像・アニメーションコースが新設されたことを記念したものでもある。日本を代表するアニメーション作家の考えを届けることで、コースの今後の方向性も具現化する。比治山大学短期美術科は、これまでメディア表現コースを擁していた。それをこの春から映像・アニメーションコースとマンガ・キャラクターコースと再編した。日本画、洋画、陶芸、染織、グラフィックデザインといった表現に加えて、新しい時代の表現方法も取り込む。大学がキャンパスを構える広島は、世界4大アニメーション映画祭のひとつ広島国際アニメーションフェスティバルの開催地でもある。今後は、映画祭と教育の場をつなげる役割も期待される。今回の講演会は広島国際アニメーションフェスティバル応援イベントともされている。講演ゲストの山村浩二さんは、その広島をはじめアヌシー、オタワ、ザグレブなどの世界の主要なアニメーション映画祭でグランプリを受賞する。代表作には『頭山』 、『カフカ田舎医者』などがある。2011 年にはカナダ国立映画制作庁と共同で『マイブリッジの糸』を制作し、大きな注目を集めている。さらに東京藝術大学大学院映像研究科教授として、次世代の人材育成にも携わっている。映像・アニメーションコース新設記念特別講演広島国際アニメーションフェスティバル応援イベント「山村浩二アニメーションを語る」http://www.hijiyama-u.ac.jp/department/bijutsu/img/20120708leaflet_yamamura.pdf (PDF)日時: 2012年7月8日(日)13時~14時半会場: 比治山大学 6号館(国信教育館)1階 大講義室料金: 無料主催: 比治山大学短期大学部後援中国新聞社、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送比治山大学http://www.hijiyama-u.ac.jp
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