日活の海外レーベルSUSHI TYPHOON ゆうばりで日本デビュー | アニメ!アニメ!

日活の海外レーベルSUSHI TYPHOON ゆうばりで日本デビュー

日活が日本の実写映画を海外配給する専門レーベル「SUSHI TYPHOON」の各作品が、国内でもこの夏から劇場公開する。7月の銀座シネパトスほかを皮切りに

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AVN.jpg 日活が日本の実写映画を海外配給する専門レーベル「SUSHI TYPHOON」の各作品が、国内でもこの夏から劇場公開する。7月の銀座シネパトスほかを皮切りに『AVN -ALIEN VS NINJA-』、『HELLDRIVER』『極道兵器』の3本が全国順次公開する。
 この日本逆上陸に先立って、各作品を2月24日からスタートするゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映を行う。さらに2月25日には上映にあわせ「SUSHI TYPHOON」公開記者会見も予定する。映画祭を期に、このユニークなレーベルを一気に披露する。映画祭の上映は、これまであまり知られないカルト映画の独自の海外展開に触れる機会ともなりそうだ。

 「SUSHI TYPHOON」は、2008年に井口昇監督の『片腕マシンガール』が米国でヒットしたのをきっかけに誕生した。ホラーやアクション、バイオレンスなどを中心にした低バジェットのカルトムービーを集中的に取り上げる。ニッチだか厚みのある市場を狙う。
 2010年7月に、米国のサンディエゴ・コミコンで立ち上げを発表して注目されている。米国配給では日本アニメを得意とするファニメーションも協力する。作品の多くはアメリカ市場を見据えたのものだが、国内にも多いカルトなファンに作品を届けることになる。

 今回最初に上映される『AVN -ALIEN VS NINJA-』は、敢えて日本的な舞台である戦国時代が舞台となる。織田軍が迫る伊賀の里近くの森、謎の物体が不時着し、中からエイリアンが現れるという異種格闘バトルムービー。
 『HELLDRIVER<インターナショナルヴァージョン>』は、人気の高いゾンビもの。ゾンビと人間を壁で分離した未来の日本列島を舞台に人工心臓を埋め込まれた少女キカがゾンビ軍団と壮絶な戦いを繰り広げる。ゆうばりではインターナショナルヴァージョンで上映となる。
 『極道兵器』は、故 石川賢さん人気マンガの映画化である。やくざの組長の一人息子 岩鬼将造が、父親の仇を討ち、仁義」を貫くために。自らの身体を兵器に改造して戦う。今回はワールドプレミアとして、さらに上映後には永井豪先生さんと監督によるトークショーも開催する。
*上記画像「AVN -ALIEN VS NINJA-」海外版ポスター
(C)2010 SUSHI TYPHOON/NIKKATSU

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
/http://yubarifanta.com/
『AVN -ALIEN VS NINJA-』
25日(金) 14時~ アディーレ会館ゆうばり 大ホール
監督・脚本: 千葉誠治 
キャスト: 三元雅芸、柏原収史、土平ドンペイ、肘井美佳
2010/日本語(英語字幕)/80分/配給:日活 

『HELLDRIVER<インターナショナルヴァージョン』
26日(土) 23時半~ ゆうばりホテルシューパロ・嶺水の間
監督・脚本・キャラクターデザイン・編集: 西村喜廣 
キャスト: 原裕美子、しいなえいひ、波岡一喜、柳憂怜、鳥肌実、ガダルカナル・タカ
2010/日本語(英語字幕)/105分/配給:日活 

ワールド・プレミア『極道兵器』
27日(日) 14時半~0 ゆうばりホテルシューパロ・嶺水の間
※上映後 永井豪先生と監督達とのトークショー開催予定
監督: 坂口拓、山口雄大
キャスト: 坂口拓、鶴見辰吾、黒川芽以、麿赤兒、村上淳
2010/日本語(英語字幕)/100分/配給:日活

『AVN -ALIEN VS NINJA-』『HELLDRIVER』『極道兵器』
7月 銀座シネパトスほか全国順次公開
/http://www.sushi-typhoon.com/jp/
《animeanime》
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