ライセンシング・オブ・ザ・イヤー グランプリに「ワンピース」 | アニメ!アニメ!

ライセンシング・オブ・ザ・イヤー グランプリに「ワンピース」

Creative Market Tokyo2010は、ライセンシング・オブ・ザ・イヤー2010 in JAPANのグランプリに東映アニメーションのアニメ『ワンピース』を選出した。

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 10月13日から15日まで東京ビッグサイトで開催されるCreative Market Tokyo2010は、ライセンシング・オブ・ザ・イヤー2010 in JAPANのグランプリに東映アニメーションのアニメ『ワンピース』を選出した。ライセンシング・オブ・ザ・イヤーは、2009年4月から2010年3月までの1年間、広く活躍したライセンスプロパティーを選ぶものだ。ライセンスビジネスの振興と発展を目的に、昨年よりスタート、今年で2回目を迎える。
 グランプリ決定にあたっては、まずCreative Market Tokyo2010の「ブランド・キャラクター ライセンシング」ゾーンに出展されたなかから期間中活躍したキャラクターやブランド54プロパティを選出。そのプロパティに対して一般投票と選定委員による投票が行なわれた。『ワンピース』はいずれの投票でも2位を大きく引き離し、グランプリ受賞となった。

 アニメ『ワンピース』は、尾田栄一郎さんが「少年ジャンプ」(集英社)に連載する人気マンガを原作とする。2009年12月に原作者尾田栄一郎さんが製作総指揮となった劇場版『ONE PIECE FILM Strong World』が大ヒット、興行収入は48億円に達した。また、テレビ視聴率も高く、その関連商品も販売好調だ。
 長年の人気に加えて、2009年から今年にかけての大きなムーブメントが、今回高く評価されたと言っていいだろう。昨年の『ポケットモンスター』に続く、アニメでもお馴染みの作品が選ばれたかたちだ。

 このほかキャラクター・プロパティを対象とするキャラクター・ライセンス賞は、サンエックスが展開する「リラックマ」が受賞した。現在人気の高いゆるいキャラクターの代表で、幅広い層から支持を受ける存在だ。
 また、新しく登場したプロパティを選ぶニューフェイス賞は、『こびとづかん』(ビルドー)である。空想のちいさなキャラクターたちを辞典のように紹介した絵本から始まり、そのキモカワ風のデザインが受けている。現在はイベントでも活躍、CGアニメーションも制作されている。
 さらにプロモーション・ライセンス賞は日産自動車が展開した『低燃費少女ハイジ』、こちらも敢えてぎこちなくデザインしたキャラクターアニメーションが特徴になっている。リテイル賞では、国内のキャラクター専門店をショピングモールとして集めた東京駅に隣接する「東京キャラクターストリート」が選ばれた。
 各賞の表彰式、授賞式は、10月13日18時半から開催されるCreative Market Tokyo2010交流会にて行われる予定だ。

Creative Market Tokyo2010
/http://www.cmtokyo.jp/2010/index.html

[ライセンシング・オブ・ザ・イヤー2010 in JAPAN]

■グランプリ
   ワンピース (東映アニメーション)
■キャラクター・ライセンス賞
   リラックマ (サンエックス)
■ブランド・ライセンス賞
   コカ・コーラ rPETプログラム (ザ・ライセンシング・カンパニー)
■プロダクト・ライセンシー賞
   オタマトーン (キューブ)
■プロモーション・ライセンス賞
   低燃費少女ハイジ (日産自動車)
■リテイル賞
   東京キャラクターストリート (東京ステーション開発)
■ニューフェイス賞
   こびとづかん (ビルドー)
■BCLゾーン特別賞
   スタジオフェイク
■ 選定委員特別賞
   Care Bears TM (マインドワークス・エンタテインメント)
   パンパカパンツ(みんなで歌おう!キャラソン委員会)
《animeanime》
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