一方でアニメーション制作を行なったプロダクション I.Gが、短編とはいえ3D(立体視)の作品を本格的に制作するのは今回が初めてとなる。同社はアニメ作画のクオリティーの高さで知られるが、CGの先端テクノロジーの取入れにも積極的である。2009年にはフルCGアニメーションの劇場作品『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』の製作でも注目を浴びている。 押井守監督も2008年に『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』にて、フルCGアニメーションを試みている。今回の3D立体視への取り組みは、プロダクション I.G、押井守監督が今後の作品に最新のエンタテイメントテクノロジーを取り入れてくることを期待させる。