「ミンキーモモ」がミュージカルに 30周年カウントダウン企画で

イベント・レポート

momo1.JPG 1982年にテレビに初登場した『魔法のプリンセス ミンキーモモ』が、ミュージカルとなって生まれ変わる。今年のゴールデンウィークに、池袋サンシャイン劇場で「ミュージカル ミンキーモモ 鏡の国のプリンセス」が公演されることが発表された。
 大人になったミンキーモモに桂亜沙美さん、今回ミュージカルのオリジナルキャラクターとなるナイトメアーにAKB48の秋元才加さんと豪華な役者が並ぶ。そして子供のミンキーモモは、700人のオーディションから選ばれた二人の女の子 一岡杏奈さんと勝沼美紅さんが演じる。子供たちに夢を送り出す舞台を目指す。

 『魔法のプレンセス ミンキーモモ』は1982年にテレビに登場した女児向けのアニメ番組だ。葦プロダクション(現Production REED)がアニメ制作を行った。
 地球から離れてしまった夢の国フェナリナーサを再び地球と一緒にするために、夢の国のプリンセス モモが奮戦する。モモがいろいろな職業の女性に変身することが、子供たちに人気を呼んだ。いわゆる「魔法少女もの」と言われる作品だが、当時東映動画(現東映アニメーション)以外が制作をして初めて成功した「魔法少女もの」として注目を浴びた。
 その後、作品の高い人気から1991年にはセカンドシリーズが作られて、こちらも人気を博した。両シリーズとも海外でも高い人気を誇っている。

 今回のミュージカルは、この2つのテレビシリーズとは異なる新しい世界観を持つ。脚本を手がける広井王子さんが、新たに鏡の国というコンセプトを生み出した。鏡の国 ミラナーサは、人々が夢と希望を持たないと消えてしまう。ロンドン郊外にやって来たモモは、夢と希望を取り戻すため悪夢と戦う。
 1月19日に東京・池袋で開催された製作発表会では、ミュージカルの作詞も手がける広井さんが今回のモモについて「何度も会議をして第3の世界 鏡の国を作りました。これまでのモモを壊さない物語です」と、作品づくりの苦労を語った。
 一方、演出の藤森一朗さんは、「ミュージカルは稽古も楽しいもの。その稽古の楽しさをそのまま出したい。小さな子供が大人になっても思い出す様な舞台にしたい」と意欲を語る。

       momo2.JPG

 出演者の桂亜沙美さんは、「今回初めてミンキーモモを観て、今の時代にも通じると思いました。夢はいつの時代にも変わらない力を持っています」と話す。
 秋元才加さんは、AKBから離れてのソロでのミュージカル出演は今回が初めてとなる。「AKB歌劇団でミュージカルの素晴らしさを知り、もっとやりたいと思っていた時にいただいた話です。とてもいい機会をいただけてとてもうれしいです」と舞台出演を喜ぶ。さらにAKBの仲間の間でも、ミンキーモモへの出演が話題になったことを紹介した。

 今回のミュージカル化は、2012年に放送開始した作品の30周年プロジェクト「30TH Anniversary」の一環でもある。30周年を1000日前から盛り上げていく大型イベントだ。
 ミュージカルの製作発表会でも、新たなテレビシリーズの可能性が言及されるなど、2012年に向かって、さらなる企画が期待出来そうだ。

『魔法のプリンセス ミンキーモモ』 公式サイト
/http://www.minkymomo.jp/

「ミュージカル ミンキーモモ 鏡の国のプリンセス」
2010年4月29日(木)~5月5日(水)
池袋サンシャイン劇場
《animeanime》

特集