「大河原邦男のメカデザイン」展 初の大規模展覧会を八王子で

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 『機動戦士ガンダム』のモビルスーツや『タイムボカンシリーズ』のギャクメカなどのメカデザインで知られる大河原邦男さんの業績を全貌する初の大規模展覧会が今夏開催される。
 展覧会は八王子市夢美術館が行う特別展で、『「大河原邦男のメカデザイン」ガンダム、ボトムズ、ダグラム』と題される。1970年代から現在まで、テレビアニメに登場するメカを数多く生み出し、業界内外に多大な影響を与えてきた大河原邦男さんの世界を紹介する。

 大河原邦男さんは1972年に竜の子プロダクションでキャリアをスタートさせた。『科学忍者隊ガッチャマン』のメカデザインで名を上げる。また、今年30周年を迎えた『機動戦士ガンダム』のメカデザインをしたことで、広く知られている。リアルロボットアニメの始まりとされる同作の魅力は、そのリアルさを実現させた大河原さんのメカデザインにより支えられた。
 その後、さらにロボットのリアル性を追及した『太陽の牙ダグラム』、『装甲騎兵ボトムズ』のメカデザインに携わる。一方で『勇者シリーズ』に代表される玩具ぽさを味わいとしたロボットや、『ヤッターマン』に代表されるデフォルメの魅力を活かしたギャグメカなどその作風は幅広い。

 今回の展覧会では、そうした多面的な大河原邦男さんのメカデザインを取上げる。原画や設定を中心に、1/1スケールの立体物も展示する。
 出展予定には、『ガッチャマンF』、『ダイターン3』、『ザンボット3』、『ガンダム』、『ダグラム』、『ボトムズ』、『バイファム』、『レイズナー』、『勇者シリーズ』、『ヤッターマン』、ガンダムエース『大河原ファクトリー』、ガンダムエース『原典継承』ほか、数多くの作品が登場する。
 開催は7月17日から9月6日までと、子供たちの夏休みを意識した日程となっている。しかし、昔懐かしいロボット、メカの数々は、お父さん世代にも必見である。

 また、会期中は大河原邦男さんのサイン会や、大河原さんと出渕裕さんによる対談講演会も行われる。様々な分野で活躍する出渕裕さんは、またメカデザインも手掛けるから。トップメカデザイナー同士の貴重なトークだ。
 サイン会は7月18日午後2時から、当日朝10時から配布される整理券にて先着150名となる。また、講演会は8月22日土曜日午後2時から3時半まで、こちらは事前にはがきによる申し込み(抽選)が必要だ。

 八王子市夢美術館は、これまでも安彦良和原画展やタツノコプロの世界展といったアニメに関わりが深い大型展を開催している。
 いずれの展覧会もその質と量で人気が高く、また高い評価を受けている。今回も、日本を代表するメカニックデザイナーの世界を全貌するものとして大きな期待を持っていいだろう。

八王子市夢美術館 /http://www.yumebi.com/

「大河原邦男のメカデザイン」ガンダム、ボトムズ、ダグラム
会期: 平成21年7月17日~9月6日
休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日が休館)
開館時間: 10時~19時(8月8日、9日は9時開館)
*観覧料などは美術館ホームページをご確認ください。

大河原邦男サイン会
日時: 7月18日14時~
会場: 八王子市夢美術館ホウイエ
申込方法: 当日美術館受付で整理券配布(10時開始、先着150名)
*サインは1人1回、図録もしくは著作本に限定

大河原邦男対談講演会
日時: 8月22日14時~15時30分(13時30分開場)
会場: いちょうホール小ホール(八王子市)
出演者: 大河原邦男、出渕裕
定員: 260名(抽選)、自由席
申込方法: 往復はがき(1人1枚2名まで)に住所・氏名(2名希望の場合は同伴者名も記入)・年齢・電話番号・「対談講演会希望」と明記のうえ返信面に宛名を書いて美術館へ
応募締切り: 8月7日当日消印有効
《animeanime》

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