三鷹の森ジブリ美術館を運営する財団法人徳間記念アニメーション文化財団は、平成20年度の「アニメーション文化活動奨励助成制度」の申請を1月31日まで行っている。
 この助成制度は財団がアニメーション文化の振興とアニメーション文化の調査研究の育成を目的に毎年事業として行っている。35歳以下の若手研究者によるアニメーション文化の調査研究プロジェクトに最大30万円の助成を行うもので、毎年2つから3つの研究者とその調査研究を選んでいる。

 対象となる研究領域は、アニメーションの理論・歴史、アニメーション制作方法とその技術、それ以外に財団の趣旨に沿ったものである。ただし、アニメーション作品への評論などが対象外となっている。
 また、日本のアニメーションだけでなく、海外のアニメーションの研究も含まれ、海外からの応募も可能である。ただし調査研究は日本語で発表を行えることが前提となる。
 さらに、大学院在籍者、進学予定者、大学・研究機関の研究者のほか、博物館、図書館で研究活動を行う者などの専門家が対象とされており、今後も研究活動を継続的に行うことが前提になっているようだ。

 助成対象に選ばれた場合は、平成21年9月末までに研究成果をまとめて提出する必要がある。これまでには、アニメーションの表現方法や作品の翻訳、アニメーターの労働環境、監督のキャリアと演出方法の関係など幅広い研究が選ばれている。
 また平成18年度の研究には、桑原圭裕氏の「漫画のアニメーション化における考察」と須永浩子氏の「アニメーション作画における習得プロセス―認知過程に注目して」が選ばれている。平成20年秋に提出された研究成果は、三鷹の森ジブリ美術館の公式サイトで公開されている。さらに「平成18 年度アニメーション文化調査研究活動助成制度 研究成果発表」として、事業報告とともに発行もされる。

三鷹の森ジブリ美術館 http://www.ghibli-museum.jp/
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