杉並アニメミュージアム「横山隆一・手塚治虫 二人展」開催 | アニメ!アニメ!

杉並アニメミュージアム「横山隆一・手塚治虫 二人展」開催

 杉並アニメーションミュージアムは、第15回企画展として「横山隆一・手塚治虫 二人展」を開催する。開催日は2008年8月26日から11月24日までで、入場は無料となっている。
 横山さんは『フクちゃん』の代表作があり「近代日本まんがの創始者」として知られている一方

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 杉並アニメーションミュージアムは、第15回企画展として「横山隆一・手塚治虫 二人展」を開催する。開催日は2008年8月26日から11月24日までで、入場は無料となっている。
 横山さんは『フクちゃん』の代表作があり「近代日本まんがの創始者」として知られている一方で、アニメ制作プロダクションの「おとぎプロ」も創設している。おとぎプロでは1961年には、1分程ながらの日本で初めてテレビアニメシリーズ『インスタント・ヒストリー』を制作したパイオニアである。

 横山さんと手塚さんはお互いに尊敬しあい交流を重ねる間柄であったという。杉並アニメーションミュージアム館長を務める鈴木伸一さんは、おとぎプロで横山さんと、『鉄腕アトム』などのアニメで手塚さんと仕事をした、両者との交流がある希有な人物だ。
 今回の展示は「私(鈴木伸一)が案内する」と題され、館長自らによるプロデュースで貴重な展示や上映、イベントが開催される。

 展示では「横山隆一記念まんが館」の協力により『インスタント・ヒストリー(ヒストリー・カレンダー)』をはじめとした、おとぎプロのアニメ資料が特別展示される。
 また、手塚さんの資料では「虫プロダクション」の協力で『鉄腕アトム』の資料が展示される。藤子不二雄さん、石ノ森章太郎さんらトキワ荘出身のマンガ家が制作に関わった「第34話 ミドロが沼の巻」の貴重な資料も公開される。

 館内では150インチのスクリーンで『インスタント・ヒストリー』、『ひょうたんすずめ』といったおとぎプロ作品や『鉄腕アトム』、『ジャンピング』といった手塚作品が上映される。
 また、9月27日13時から藤子不二雄Aさんを招いて鈴木伸一さんと「横山隆一、手塚治虫は、自分たちにとってどういう存在だったのか」と題したトークイベントを開催する。定員は50名となっている。

 このほか、10月25日の13時からは手塚プロダクションのアニメーター・小林準治さんを講師に招いたお絵かきワークショップが行われる。定員は20名となっている。
 イベントは全て入場無料で、申し込み方法など詳細は公式サイトで今後発表される。

杉並アニメーションミュージアム /http://www.sam.or.jp

開催期間: 2008年8月26日(火)~11月24日(月・祝)
所在地: 杉並アニメーションミュージアム
開館時間: 10時~18 時(入館は17時30分まで。企画展最終日は15時で閉館)
休館日: 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
入館料: 無料
主 催: 杉並アニメーションミュージアム
協 力: 横山隆一記念まんが館・宝塚市立手塚治虫記念館・虫プロダクション
企画・制作: 手塚プロダクション
《animeanime》
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