6月19日から東京ビッグサイトで開催された東京おもちゃショー2008のタカラトミーブースで、注目の玩具「メタルファイトベイブレード」が公開された。 「メタルファイトベイブレード」は、「爆転シュート ベイブレード」を大幅にパワーアップしてリバイバルして復活したものである。「爆転シュート ベイブレード」は、1999年から2002年にかけて日本国内はもとより海外でも大きな人気を集めた対戦型の玩具である。 今回発表された「メタルファイトベイブレード」は、「爆転シュート ベイブレード」と同様に日本の伝統的玩具ベーゴマを発展させたものである。今回の特徴は、メタル仕様を強く打ち出したことである。シルバーのカラーリングと改造可能なパーツにメカニック感が表れている。 また、会場の実演では「爆転シュート ベイブレード」を上回るスピード感のある動きが注目を浴びていた。 タカラトミーによれば、「メタルファイトベイブレード」は、8月に最初のスターター商品を発売した後、9月、10月、11月と関連商品が次々と発売される。このなかにはベイブレード本体のほか、改造セット、スタジアムなどが含まれる。ベイブレードによる対戦だけでなく、ゲームを通じたベイブレードの改造といったことも含めたエンタテインメントを目指すようだ。 また、既にコロコロコミックによるマンガ連載も予定されている。アニメ化があるどうかも気になるところだが、今回はアニメ化については触れられていない。しかし、「爆転シュート ベイブレード」では、同タイトルのテレビアニメがブームの牽引となっただけに、今回もアニメ作品の登場が期待されるだろう。 大型商品のリバイバルだけに、会場では関係者の期待の高さが強く感じられた。「メタルファイトベイブレード」は、巨大なタカラトミーの企業ブースのなかでも一際大きなスペースをとり何種類もの商品が」が展示されていた。 また、商品の前では国内外の玩具関係者が足を止め、熱心にメモをしたり、担当者に声をかける姿が見られた。この夏から「メタルファイトベイブレード」の展開が注目される。タカラトミー /http://www.takaratomy.co.jp/