実写「デスノート」全米300館で短期集中上映 | アニメ!アニメ!

実写「デスノート」全米300館で短期集中上映

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 国内では2006年に劇場公開され大ヒットになった実写映画『デスノート』が、この5月に米国で公開されることになった。上映は5月20日と21日の2日間、いずれも午後7時半からのレイトショーとなる。上映日数は限られているが、全米の主要都市300館以上の劇場が利用される大規模なものとなる。
 配給は北米で『デスノート』のマンガとアニメの発売・流通を行うVIZメディア(Viz Media)の関連会社VIZピクチャーズ(VIZ Pictures)が行う。さらに上映はナショナル・シネメディアグループ(National CineMedia)のエンタテイメント部門であるNCM FATHOMが担当する。
 NCM FATHOMは、米国最大のデジタルムービー上映チェーンの運営会社で、今回もデジタル上映とすることで一斉上映を実現する。

 また、今回は新しい試みとして映画本編のほかに、長さ20分程度の金子修介監督への特別インタビューも同時上映される。VIZピクチャーズによれば、この内容は原作マンガをどの様に実写映画に翻案したかを語るものである。
 特別上映ならではの付加価値をつけることでファンにアピールする一方で、ネット上の違法配信に対抗する意図もありそうだ。さらにマンガとの連携を強めることで、米国でも売れ行きの好調なマンガ原作ファンを劇場に呼び込む狙いもあるだろう。

 今回『DEATH NOTE』が行うような短期間に日本映画やアニメを集中上映する方法は、全米公開や限定公開に次ぐ第3の劇場作品の上映方法として一昨年より様々な企業が行っている。全米数千館の劇場を利用する超大作や、少ない館数でロングラン興行を狙う限定公開とは、異なった戦略が取られている。
 これまでこの方法で、『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』、『蒼き狼 地果て海尽きるまで』、『忍 SHINOBI』など数多くの作品が公開されている。
 しかし、その興行成績は必ずしも順調ではないとされており、今回の『デスノート』での試みが、どうした成果を出すかが注目される。逆に言えば、特別インタビューの同時上映にも、そうした対策が含まれていそうだ。

 VIZピクチャーズはマンガ・アニメを主要事業とするVIZメディアのグループのなかで、それだけに留まらず実写映画やJ-POP、ファッションといった日本の幅広いポップカルチャーを紹介している。これまでに、『下妻物語』や『電車男』などの話題作も手掛けた。
 北米ではアニメやホラーなど一部のジャンル映画以外は、なかなか日本映画が紹介されることが少ない。そうしたなかで同社は日本映画を事業として手掛けることで注目をされている。

デスノート公式サイト (米国) /http://www.deathnotefilms.com/
VIZピクチャーズ /http://www.viz-pictures.com/
NCM FATHOM  /http://www.ncm.com/Fathom/
《animeanime》
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