07年年間音楽配信チャート発表 アニソンはベスト100中8曲 | アニメ!アニメ!

07年年間音楽配信チャート発表 アニソンはベスト100中8曲

レビュー そのほか

 社団法人日本レコード協会は2008年3月21日、2007年の「年間音楽配信チャート」を公表した。音楽配信チャートは、「着うた」「着うたフル」「PC 配信」の3分野によって構成される。
 これによると「着うた」「着うたフル」ともに1位はGReeeeNの『愛唄』であった。ダウンロード数はおよそ400万以上とされる。「PC 配信」の1位は宇多田ヒカルさんの『Flavor Of Life』で、『愛唄』は2位だった。

 シングルCDの1位は秋川雅史さんの『千の風になって』、2位が宇多田ヒカルさんの『Flavor Of Life』だった。GReeeeNの『愛唄』は同集計では24位に記録されている。
 音楽CDと「着うたフル」とでは購入する価格や年齢層、スタイルなど様々な点で異なる。ましてや曲の一部を使う「着うた」とも異なったチャートを示すのは不思議なことではない。

 また、PC向けの配信では、ソニーが携帯音楽プレイヤーで競合するiTunesに対して、曲の提供を行わないためランキングが変わってくる。
 携帯配信が好調なこともあり、世界的には最大のシェアを持つiTunesも、日本国内では海外のような存在感を示すに至ってはいない。

 携帯電話の「着うた」や「着うたフル」の事業者は数が多く、ミュージシャンによっては複数の事業者に曲を提供している。
 各事業者は戦略上、それぞれのダウンロード数を公表することは滅多にない。ダウンロード数によって各事業者が抱えている会員数や事業規模を推察されてしまうからである。特に過当競争になっている事業ではそれぞれの事業者の意識は強い。
 実態を知っているのはそこに提供した各レコード会社で、今回のような総合ランキングは日本レコード協会が取りまとめる形で発表された珍しいケースだ。

 2007年下半期にテレビCMが話題となった『創聖のアクエリオン』は速やかに曲を配信し、PC配信では着うた配信を上回る順位を記録した。
 この楽曲のCDはテレビアニメ放送直後の2005年4月に発売されていたため、再プレスによって生じる販売機会のロスを最小限に留めることができた。

 これまでアニメソングで配信される楽曲はそれほど多くはなかったが、2007年末からいくつかのレコード会社が段階的に配信する楽曲を増やしてきた。2008年のこのチャートがどのように変化するのか興味深い。
【日詰明嘉】

「着うたフル」でベスト100位に入ったアニメ主題歌

17位 宇多田ヒカル 『Beautiful World』
     (『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』主題歌)
24位 Aqua Timez 『千の夜をこえて』
     (『劇場版 BLEACH MEMORIES OF NOBODY』主題歌)
26位 AKINO 『創聖のアクエリオン』 (同主題歌)
27位 SEAMO 『Cry Baby』
     (『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!』主題歌)
28位 YUI 『Rolling star』 (『BLEACH』主題歌)
45位 mihimaruGT 『かけがえのない詩』
     (『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~』主題歌)
(74位 AAA DEN-O form 『Climax Jump』 (『仮面ライダー電王』主題歌)
80位 L'Arc~en~Cielの『DAYBREAK'S BELL』
     (『機動戦士ガンダム00』主題歌)

社団法人日本レコード協会 公式サイト /http://www.riaj.or.jp/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集