東京ゲームショウ2007 来場者数過去最高も一般来場者は減少 | アニメ!アニメ!

東京ゲームショウ2007 来場者数過去最高も一般来場者は減少

 東京ゲームショウ2007を主催するコンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、本年のゲームショウの来場者数が過去最高の19万3040人に達したと発表した。これは昨年の19万2411人をわずかに上回り、主催者の目標とした18万人を超えるものである。
 しかし、ビジネ

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 東京ゲームショウ2007を主催するコンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、本年のゲームショウの来場者数が過去最高の19万3040人に達したと発表した。これは昨年の19万2411人をわずかに上回り、主催者の目標とした18万人を超えるものである。
 しかし、ビジネスデイの来場者数が、昨年およそ4万人から約6万2000人と大きく伸びたのに対して、一般公開日の来場者数は昨年の15万2766人から13万867人と2万人近く減少した。

 ビジネスデイの来場者数の増加は、昨年まで1日開催であったビジネスデイが、本年より2日間に拡大した影響が大きいと思われる。
 これは主催者が当初目指した見本市機能の強化について一定の成果が出たといあるだろう。ビジネスミーティングスペースの設営や海外からの出展者の増加も、ビジネス機能の強化に貢献したと考えられる。

 一方、一般公開日の来場者数の減少はやや意外である。昨年から今年にかけてコンソールゲーム機や携帯ゲーム機、ゲームソフトウェアの売上の増加など明るい雰囲気があったからである。
 これは昨年あったプレイステーション3公開のような大イベントが、今年のゲームショウになかったためだと考えられる。

 また現在のゲーム市場の活況は任天堂のニンテンドーDSとWiiによってもたされたものであるが、そのブームの核になる任天堂の不在も理由のひとつに挙げられるだろう。結果的に一般層に向けてゲーム市場は広がったにもかかわらず、ゲームショウ自体はコアユーザー向けの色彩が強かった。
 一般公開日のほうは、拡大したゲーム市場とゲーム業界のずれを感じさせる結果となっている。

東京ゲームショウ2007
9月20日(木)ビジネスデイ 29,783人
9月21日(金)ビジネスデイ 32,390人
9月22日(土) 一般公開日  64,795人(内キッズ11,829人)
9月23日(日) 一般公開日  66,072人(内キッズ15,347人)

東京ゲームショウ2006
9月22日(金)ビジネスデイ  39,645人
9月23日(土) 一般公開日  84,823人(内キッズ12,246人)
9月24日(日) 一般公開日  67,943人(内キッズ10,637人)

東京ゲームショウ2007公式サイト /http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2007/
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