講談社モーニング 世界10ヶ国語で国際新人賞開催(4/7) | アニメ!アニメ!

講談社モーニング 世界10ヶ国語で国際新人賞開催(4/7)

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 講談社の発刊する人気週刊マンガ誌「モーニング」は、今年で創刊25周年を迎えるのを記念した国際新人漫画賞を開催する。国際新人漫画賞は新たな才能の発掘を目指して、全世界に向けて募集を行なう。
 現在、既に公式サイトが開設されているが、サイトは英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、スウェーデン語、台湾語、韓国語、タイ語、中国語の10ヶ国語+日本語で対応している。
 国内では様々な分野で国際と名のつく賞を募集しているが、多くは日英の2ヶ国語対応である。11ヶ国語対応は空前のスケールと言える。これらの言語は、東アジア全域と南北アメリカとヨーロッパの主要地域をカバーすることになる。

 作品の募集内容は、商業誌や単行本として未発表の12ページ以上、50ページ以下の作品である。作品のテキストも日英のほか母国語で可能として、応募者のハードルを大きく引き下げている。
 応募作品は選考のうえ本年9月末に、モーニングウェブサイト上で発表される。大賞には5000USドル、副賞には2000USドルの賞金が授与される。しかし、賞金より大きな魅力は受賞作品が発行部数が50万部の商業誌「モーニング」に掲載されることだろう。さらに「モーニング」での作家デビューの可能性もあるとしている。
 海外には日本のマンガでデビューを夢見るマンガファンは少なくない。しかし、実際にそうした機会は極めて限られており、今回の賞は全世界のマンガ作家志望者の注目を集めるに違いない。

 また実利的な面をあげれば、「モーニング」編集部には世界の有力なクリエイターを確保する大きなチャンスも発生する。欧米のコミックではクリエイターの権利は出版社により一括買取りがほとんどである。
 原作者に権利が残ることで、ヒットをすれば億万長者も夢でない日本の出版社でのマンガデビューは、海外のクリエイターにとっては大きなインセンティブが働くだろう。
 現在は記念イベントとして一歩を踏みだしたばかりの海外クリエイターの募集に過ぎない。しかし、こうした試みをうまく育てれば日本のマンガのグローバル化としてあらたな飛躍になる可能性もある。

/モーニングウェブサイト 
/国際新人漫画賞公式サイト(11ヶ国語対応) 
《animeanime》
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