ドラえもん展 川崎市民ミュージアムで始まる | アニメ!アニメ!

ドラえもん展 川崎市民ミュージアムで始まる

イベント・レポート

dora1.jpg 川崎市民ミュージアムで1月20日から「みんなのドラえもん展-魅力のひみつ-」が始まった。この企画は2010年に川崎市に藤子・F・不二雄ミュージアム(仮称)を建設することを目指した記念イベントである。
 藤子・F・不二雄ミュージアムは藤子・F・不二雄氏の遺族と川崎市が進めるプランで、完成すれば「ドラえもん」だけでなく様々な藤子作品にふれることの出来る場となる。

 こうしたことから今回の展覧会は、藤子・F・不二雄氏の遺族と藤子プロや小学館などの協力も得ることで、これまでにない展示内容となっている。
 展覧会の一番の目玉は、50点あまりの故藤子・F・不二雄氏の生原稿である。それぞれの原稿は多くの人が昔馴染んだ『ドラえもん』の人気場面である。下書きや修正箇所などもわかり、単行本とはまた異なった『ドラえもん』のマンガの世界を感じ取ることが出来る。
dora3.jpg 現在、マンガ家の生原稿が一般に公開されるケースは少なくなって来ている。とりわけ大物作家である藤子・F・不二雄氏の原稿だけに、今回の展示は貴重な機会となる。

 展覧会場の構成は、この原画展示が中心になっている。原画展示は「みんな大好きドラえもん」「ドラえもんの秘密道具」「ドラえもんのすこし不思議空間」「ドラえもんとずっと一緒」の4つのパートに分けられた。
 それに『ドラえもん』の歩みを辿るコーナー、キャラクターグッズの紹介が加わる。さらにそうした展示の間に、8人の現代美術家によるドラえもんをテーマにした現代アートが展示されている。
 面白いのはこうした現代アートが、会場に溶け込みまるでキャラクターグッズのように見えることだ。アートとキャラクターの融合が感じられるなんとも不思議な空間になっている。

dora2.jpg 今回の企画展は、川崎市での開催後は全国各地での巡廻展も計画中である。美術館が目指す川崎発のマンガ文化にも大きく貢献しそうだ。
 マンガやアニメ関連企画を主要研究分野とする川崎市民ミュージアムだが、この「ドラえもん展」のあとはしばらく展示を休む予定である。そして、マンガなどポップカルチャーを中心にした美術館機能をさらに強化して4月に再オープンする。
 その最初の企画展のテーマは、韓国の現代マンガになる。今後も、個性的で多彩なプログラムが期待できそうだ。

/川崎市民ミュージアム
  
みんなのドラえもん展―魅力(みりょく)のひみつ―
2007年1月20日~2月25日
川崎市市民ミュージアム 企画展示室
主催:「みんなのドラえもん展」実行委員会、川崎市市民ミュージアム
企画・構成:川崎市市民ミュージアム漫画部門
特別協力:藤子プロ
協力:小学館、テレビ朝日、シンエイ動画、アサツー ディ・ケイ、小学館プロダクション
《animeanime》
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