アメリカン アニメアワード公式サイトオープン(1/3) | アニメ!アニメ!

アメリカン アニメアワード公式サイトオープン(1/3)

 米国のアニメ業界初の試みとして、2007年2月に開催されるアメリカン・アニメ・アワード(American Anime Awards)の公式サイトがオープンした。また、1月1日からはウェブサイトで一般投票の受付も開始している。

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 米国のアニメ業界初の試みとして、2007年2月に開催されるアメリカン・アニメ・アワード(American Anime Awards)の公式サイトがオープンした。また、1月1日からはウェブサイトで一般投票の受付も開始している。

 アメリカン・アニメ・アワードは、北米初のアニメ業界と北米のアニメファンが選ぶ賞である。1年間を通じて最も優れた作品、人を表彰する。受賞資格は、日本にオリジナルがあるアニメ作品とされている。
 賞の運営にはICv2やAnime News Network、Anime on DVDといった複数のアニメ関連メディアが関わっているほか、アニメ流通企業やマンガ出版社の協力も得ている。

 今回投票のために挙げられた推薦作品は、各カテゴリー10数作から20数作、日本での作品発表ではなく、北米でのリリースに準拠している。
 また、再販作品も入っているため、例えば映画部門で言えば『AKIRA』『パトレイバー』から『パプリカ』『アドベントチルドレン』まで含まれている。このため日本から見ると新作アニメと古いアニメが並列しており、日本とは違う個性が感じられる。

 また、部門賞は米国で劇場公開やテレビ放映される作品が少ないことを反映してか、日本で一般的な劇場部門、テレビ部門というカテゴリーはない。その代りに作品部門は、映画部門(OAV)、短編シリーズ、長編シリーズ、コメディーアニメの4つから構成されている。
 それ以外の賞はDVDパッケージデザイン賞、テーマソング賞とマンガ賞で、日本では一般的な監督賞やキャラクターデザイン賞といったクリエイター自身を表彰する賞は見られない。

 一方で興味深いのは、全12部門のうち声優関連部門が5部門もあり、かつ前面に押し出されていることである。アニメのクリエイターは日本にいるため、米国在住のスターを望むと声優がピックアップされるのかもしれない。
 日本に較べて声優の人気はそれほどでもなかった米国でも、アニメの声優のタレント化が進んでいるとも言える。

 投票の結果から2月の初めに最終候補が決まり、2月24日にニューヨークコミコンと連動した授賞式で受賞者・作品が発表される。

/アメリカン・アニメ・アワード American Anime Awards公式サイト

映画賞の候補作品
劇場版 ああっ女神さまっ
惑星大怪獣ネガドン
鴉-KARAS-
映画 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島
劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ
アクエリアンエイジ
鋼の錬金術師 シャンバラを往く者
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劇場版 機動警察パトレイバー
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《animeanime》
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