ワンフェス2006 いつもながらの大盛況 見所多過ぎ | アニメ!アニメ!

ワンフェス2006 いつもながらの大盛況 見所多過ぎ

By ミルミル ( ミルミルのオタクな株式投資blog )

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MVC-054S.JPG ワンダーフェスティバル2006夏が今年も華やかに開催された。今年は前日から開催のキャラホビ、ちゃおフェス、とイベントが重なって、参加者側もてんてこまいの週末であった。
 オフィシャルグッズにデザイン吉崎観音氏、原型大嶋勇木氏の「ワンダちゃんlovesエヴァンゲリオン」フィギュアが用意され、同イベントの気合と企画力の高さを改めて印象づけてくれる。さあ、蓋を開けると…?

 朝一番からお客が殺到! その凄まじさはヌーの大移動のよう。企業ブースのお目当てのコーナーに駆けつける! 見る見る伸びる列! 中にはどこかの店に雇われた?路上生活者の皆様もいらっしゃる。(いいのか?)

 事前の告知で話題のグッドスマイルカンパニー、コスパのセイバー関係グッズ、浅井真紀氏の「トップを狙え2!」可動フィギュア、海洋堂の「はちみつとクローバー」花本はぐみフィギュア、VANCEPROJECTの限定ピンキーストリートなどに人波が集中する。
 一部は炎天下の屋外に列を作らされ、暑い…。私もコスパの列に並んだばかりに屋外へ…。さらに私の後ろに並んでいたお兄さんは、しばらく並んで列を間違えていたことに気づいてまたダッシュ…。「オレが欲しいのはへたれセイバーぁぁ!」お目当てのものは買えただろうか、気になる。

 しかし、ワンフェスの醍醐味はこれら企業ブースの限定品ばかりではない。
 会場を丁寧に見回れば、アマチュアの渾身の作品を数多く目にすることができる。その一部はアニメやゲームとは無縁のオリジナルキャラクターであり、キャラクターではない作品もある。
 企業ブース中央に位置する「フライングメガロポリス」というデザイナー集団のコーナーには、フェルトの帽子、銅細工、絵画、モニュメント、などなど、文字通りワンダーな作品が並び、人目を引く。

 アマチュアブースでも自作の人形、動物、アクセサリー、などが多彩に並ぶ。製作の方法もレジンキャスト、粘土細工、ガラス、布製の人形服、などそれぞれだ。それらはただ並ぶだけではなく、皆値段がつけられ、活発に売買されている。
 このような作品発表の場が提供されることで、クリエイターのタマゴたちは発表する喜び、他者に認められる経験を踏んで、自分の腕を磨いてゆく。

MVC-056S.JPG ワンフェスはただお祭りの場だけでなく、次代のクリエイターを育てる場としても機能している。とはいえ、一参加者であるなら、欲望の赴くまま買い物をするのが正しい姿だ。
 そこには「なぜこんなものが…」という「お尻だけフィギュア」や「西洋武器」、ペーパークラフト、数十年前のメンコ、買い損ねて探していた食玩の最後の一つ、ゲームのデータ、などありとあらゆるものがある。
 ともかく、行って、人混みの中をさまよって、コスプレに目を奪われて、気がつくと散財し、手元には大荷物…。
 ワンフェスとはそんなイベント。
 次回は2月25日。ぜひ足を運ばれたし。
 ちなみに朝一番は混むので、初心者は午後から。
 そして事前に前売りのガイドブックを入手し、どこから買い物をするか、入念なチェックを。後で欲しかったものに気がつくとかなり悲しい。

PS.
ワンダちゃんのオフィシャルグッズは期間限定で/ガイナックスネットで発売中  
写真
(上) ワンダちゃん公式フィギュア
(中) ボークスの綾波レイフィギュア
(下) てくてく堂のオリジナルフィギュア
      顔・手足がレジンでコスチュームが粘土細工

/ワンダーフェスティバル公式サイト

著者の紹介 ミルミル
カードからドール、セル画まで幅広い知識で日々コレションを続けている。また、おたく分野の株式投資を得意としている。著書「萌える株式投資」(ベストセラーズ)ほか。
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