米国向けアニメ『ダイス』の国内放送決定(11/5) | アニメ!アニメ!

米国向けアニメ『ダイス』の国内放送決定(11/5)

 日本のアニメ会社が米国向けに製作し、カートゥーンネットワークで放映された『D.I.C.E(ダイス)』が、12月から国内有料放送のアニメマックスで『ディノブレイカー』として放映される。作品は銀河系を舞台にしたSF冒険アクションもので、変形メカや変身シーンに3DCG

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 日本のアニメ会社が米国向けに製作し、カートゥーンネットワークで放映された『D.I.C.E(ダイス)』が、12月から国内有料放送のアニメマックスで『ディノブレイカー』として放映される。作品は銀河系を舞台にしたSF冒険アクションもので、変形メカや変身シーンに3DCGをふんだんに取り入れているのが特徴だ。

 作品は当初から国内放映より米国放映を意識して制作され、2004年から米国のカートゥーンネットワークで既に放映が始まっている。米国では伝統的なカートゥーンの視聴者である6歳から11歳の男児を対象にしていた。
 米国向けではあるが日本アニメが得意とする番組と連携した商品展開に積極的で、米国では番組に登場する様々なメカがおもちゃとして展開された。作品には米国では人気がないとされる巨大ロボットが出て来ない一方で、恐竜をデザインしたメカや装着スーツなどに米国向けの市場展開への意識が現れている。しかし、キャラクターデザインや物語には、日本展開するうえでの障害はあまり感じられず、国内放送についてはほとんど問題はなさそうである。
 ただし、国内ではアニマックスでの放映となることから視聴者層が限られて、国内での大規模な商品展開は難しそうだ。6月から既に国内トイザらスで同作品の商品展開が始まっているが、玩具は国内向けの独自開発ではなく米国版の玩具を日本使用にパッケージしたものが大半になりそうだ。
 
 制作はプロダクション I.Gの子会社であるXebecが手掛けている。また、このほか製作にはバンダイビジュアルとバンダイグループの米国会社であるバンダイエンタテイメントが加わっている。

/ANIMAX ディノブレイカー
/D.I.C.E公式サイト
/Xebec 
/バンダイエンタテイメント 
/バンダイビジュアル  
《animeanime》
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