2004年11月4日付でアカデミー賞を選出するアカデミー・オブ・モーションピクチャーアーツ・アンド・サイエンスは、2004年度のアカデミー賞ベストアニメーション賞のノミネート候補作品として11作品のを発表した。日本アニメの中からは押井守監督の『イノセンス』(米国タイトル“Ghost in the Shell 2: Innocence”)のみがこの中に選出された。また、韓国アニメの『ワンダフルデイズ』(米国タイトル“Sky Blue”)も、この中に入っている。 スタジオ別にみるとディズニーがピクサー制作の『Mr.インクレディブル』を含む3作品、ドリームワークスが『イノセンス』を含めて3作品、さらにワーナ2作品とパラマウントと独立系の構成になっている。ノミネートの選出に当たっては作品のクオリティーに加えて、製作会社のバランスや力関係、さらには興行成績なども重要な要素になって来そうだ。 この予備選考は、毎年8作品から16作品を事前に選出する。この作品群の中からノミネート作品が3作品選ばれ、さらにベストアニメーション賞が選ばれることになる。ノミネート作品3作品は2005年1月25日に発表され、2月27日アカデミー賞が決まり授与式が行われる。 また、ノミネート対象期間が12月末日までに劇場公開されること条件になっているため、現在はまだ公開されていない『ポーラエクスプレス』、『ワンダフルデイズ』、『スポンジボブ』、『Mr.インクレディブル』が選出されている。 本年の選考作品は、アニメ作品の大ヒット作『シュレック2』、『シャークテイル』もありノミネート作品になるのだけでもかなり激しい競争になりそうだ。海外のマスコミでは、今回の作品発表に当たってはやはり『シュレック2』、『シャークテイル』の2作品について触れるものが多く、『イノセンス』と『「Mr.インクレディブル』が第2グループを形成しているようだ。過去3回のアカデミー賞長編アニメ部門の受賞作品はいずれも子供向けの作品で『イノセンス』にとっては苦しい戦いになりそうだ。 また、昨年度はアカデミー賞アニメ部門には『千年女優』、『東京ゴッドファザー』、『ポケモンヒーロズ』が予備選考に選出されたが、いずれもノミネート作品には残らなかった。アカデミー賞予備選考11作品(Academy of Motion Picture Arts and Sciencesより引用)/Clifford’s Really Big Movie/Disney’s Teacher’s PetGhost in the Shell 2: Innocence/Home on the Range/The IncrediblesThe Legend of Buddha/The Polar Express/Shrek 2/Shark Tale/Sky Blue/The SpongeBob SquarePants Movieイノセンス公式サイト /http://gofish.dreamworksfansite.com/ghostintheshell2/
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