中国ドラマ｜大宋宮詞 ～愛と策謀の宮廷絵巻～を配信していて全話無料で見れるサイト・アプリを紹介

北宋第2代皇帝・趙光義は遼との戦で重傷を負い、「子をなした者を皇太子にする」と宣言。臨月の妻がいる第3皇子、襄王・元侃を指名したも同然で、元侃の2人の兄と、皇帝の実弟である秦王・趙廷美は納得できない。

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元侃は皇帝から、重臣・潘伯正の娘である潘玉姝との婚姻を命じられた。最愛の劉娥を失い、悲しみに暮れる元侃はこれに反発。同じ頃、目を覚ました劉娥は、亡き夫の弟・蘇義簡に助けられたことを知る。

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襄王・元侃と従兄・徳昭が再会。酒を酌み交わす最中に徳昭が急死したため、皇帝は元侃を容疑者として投獄した上で、寇準に事件の調査を一任。劉娥は、元侃が従兄殺しの犯人として追放されるとの情報を得た。

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皇帝・太宗は皇太子選びのため、皇子3人を治水の現場へ向かわせる。楚王・元佐は意志が弱く、何事にも逃げ腰だった。一方、許王・元僖は気性が荒く、治水の官吏を殺したことで民の怒りを買ってしまう。

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洪水から避難した先の滑州で、劉娥は蘇義簡と襄王・元侃を見かけるが、とっさに隠れてしまう。元侃は滑州に河の水が流れ込まないよう、堤防を爆破して近くの村に水を逃がそうと思いつき、見事に成功した。

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楚王・元佐から隔離場所の火災の真相を聞いた宰相・趙普は、寇準に襄王・元侃と劉娥が生きている可能性があると告げ、潘良に元侃を捜索させる。命からがら逃げだした元侃と劉娥は、許王・元僖の手下に襲われるが…。

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息子・趙吉を静かに育てている劉娥。皇帝は辺境を攻めてくる遼に心労を募らせ、死後に襄王・元侃が即位できるよう準備する。一方、遼と決戦するか講和するかで、大臣たちの意見も皇帝親子と同じく割れていた。

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劉娥は人質として息子を遼へ行かせた。皇帝は即位に従い、妻たちを冊封するが、劉娥を貴妃にしようとしたことで大臣の猛反発を受ける。そんな大臣を納得させる方法を、寇準は皇帝に提案するのだった。

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耶律康が大理寺へ送られたことを知った劉娥は、趙恒の来訪を拒否して息子・趙吉のいる遼へ向かった。一方、蘇義簡は康を劉娥のもとへ帰すよう進言し、趙恒はこれを聞き入れて劉娥を迎えにいく。

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趙恒は寇準を忠臣だと擁護する劉娥に憤り、淑妃・潘玉姝を夜伽に召す。そんななか、西蜀で起きた乱を文官・丁謂が治め、朝廷中が驚く。趙恒は王欽若と丁謂を褒めたてるが、宰相・李沆は寇準こそが忠臣だと反論する。

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趙恒は大臣の反対を押し切って潘良を戦に行かせたものの、案の定、潘良が逃げ帰り、王継忠将軍は遼に捕らえられてしまう。一方、遼では、蕭皇太后が帰順した漢人の木易と鉄鏡長公主の婚姻を命じた。

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畢士安が新たな宰相となった。趙恒は、遼の侵攻に関して大臣たちに意見を聞く。退避派もいるなか、寇準は関南地区を敵に譲らないよう主張し、皇帝自らの出征を勧めるが、趙恒は心を決められずにいた。

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朝議で王欽若から軍報をもみ消していると非難された寇準は、窮状を語って趙恒の親征を提案し、開戦を迫る。同じ頃、守りに徹する宋軍に手を焼く遼の蕭皇太后は、関南の地と引き換えに講和を結ぼうと宋に親書を送る。

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講和の使者として、趙恒は曹利用を遼へ向かわせる。同じ頃、蕭皇太后は守りに徹する定州、瀛州に見切りをつけ、すぐさま大名府へと全軍を向かわせ、セン淵、そして宋の都・開封へと狙いを定めた。

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趙恒は親征に出発するが、王超が援軍を拒み、参謀として王欽若を大名府へ派遣。だが、講和に反発する曹イが、途中立ち寄った曹利用と共に牢に監禁する。趙恒は劉妃と吉の救出を試みるが、吉を救えなかった。

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遼はセン淵に向けて南下し、宋もセン淵での勝利を誓って北上を続ける。後宮では曹思斉が貴妃の妊娠の噂を流し、皇后が貴妃に胎児の発育を促す薬を渡す。趙恒は貴妃懐妊の知らせに激怒するが、ひとまず容認する。

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寇準の説得により、趙恒はセン淵へ向かうことを決意した。そんななか、講和の使者・曹利用が遼の軍営に到着するが、蕭皇太后は会おうとしないばかりか、セン淵での決戦を見据えて軍を送るのだった。

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宋軍は巨大な床弩によって遼の大将・蕭撻凜を討ち、激戦の末に潰走させる。蕭皇太后は蕭撻凜の遺体と劉娥の交換を申し出、劉娥は宋に引き渡された。同じ頃、宋の都・開封では、貴妃・潘玉姝が流産する。

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セン淵では遼が退却し宋が優位に立つが、敵に矢を放つよう命じた潘良は更迭された。遼の宰相・韓徳譲は人質を宋に逃がす。警備につけた木易は李婉児に身分を明かし、鉄鏡長公主が説得するも宋にとどまる決意をする。

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宋遼の間で講和が成立し、勝利に貢献した家臣は上位に封じられる。劉娥は功績をたたえられ、徳妃として入内するはずだったが、先帝の遺勅を盾に老臣が反対し、趙恒は報復として郭賢を流刑に処した。

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趙恒は、劉娥が3年皇陵で供養を終えたら、劉妃の入内と吉の位牌を太廟に安置することを臣下に確約させた。劉娥と李婉児を皇陵へ送り出した趙恒は、妻子を守れない自身にふがいなさを覚えるのだった。

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潘家では、「潘玉姝と趙恒の血の相性が悪いため、子が生まれない」と神医に告げられて一同がく然とし、潘良と潘伯正は一計を案じる。皇陵でのびのびと過ごす劉娥と李婉児は、疱瘡にかかって倒れている青年を助けた。

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貴妃に復権した潘玉姝は、成平殿で鍾樵と密会を続けて妊娠する。怪しんだ皇后が貴妃を訪ねるが、うっかり転倒させてしまい趙恒の怒りを買う。そんななか、疱瘡が都でもまん延し、宮中では佑皇子と貴妃が感染する。

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佑皇子が亡くなり、悲嘆に暮れる皇后も続けて逝去。皇后は「次の皇后は劉娥に」との遺言を趙恒に渡し、臨終間際に劉娥にも伝えた。宮中で趙恒と再会した劉娥は徳妃に封じられるが、供養中のため皇陵に戻る。

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3年の供養を終えて劉娥は入内し、徳妃に冊封され、趙吉の位牌も無事に太廟へ安置される。だが、タングート侵攻の知らせを受けた趙恒が意識を失ってしまい、侍医から治す術がないと言われた劉娥はかん口令を敷く。

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意識を取り戻した趙恒は、タングートの侵攻と陝西路の飢饉を劉娥が解決したと知って信頼を深める。一方の冀王・元フンは、趙恒から謀反の疑いをかけられていると勘違いし、子供を殺して自らも死のうと考える。

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皇后と佑を亡くした趙恒は自責の念に駆られ、第7子が生まれた冀王・元フンと自身を比べてしまう。宮中では禁忌とされる山猫が宴に現れ、傷を負った貴妃は「劉娥が山猫を呼び込んだ」という噂を流す。

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劉娥との誤解が解け、婉児は劉娥の計らいによって、趙恒と初めて床を共にする機会を得た。世継ぎを作る必要がある趙恒のために、劉娥は自分の気持ちを抑えて婉児と趙恒を引きあわせたのだった。

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趙恒が風邪をひいたという理由で、朝議が開かれないことを臣下たちは不審に思っていた。劉娥は、趙恒の意識が戻らないことを伏せたまま口勅を伝えるが、曹鑑たちは世継ぎを立てるよう迫るのだった。

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耶律留守が新鄭で軒轅帝を参拝することに趙恒も臣下たちも危機感を覚え、阻止する策を考える。趙恒は、冠を脱いで先祖に謝罪すべく太廟にこもる。劉娥は、耶律留守から趙吉の遺品と蕭皇太后からの手紙を受け取った。

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劉娥は鳳袍作りに励むが、衣装の決め手となる火玉は、潘伯正がかつて太宗に賜ったもので潘家が保管していたが、貴妃が割ってしまった。鳳袍の完成は絶望的と思われたが、そんな時、思わぬ出来事が起こる。

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鶴と火玉の一件で天書を捏造した王欽若だったが、それは全て趙恒にバレていた。趙恒に問い詰められた王欽若は、どうやって鶴を操ったか、なぜその策を思いついたのかなど、事の経緯を正直に話す。

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兄の楚王・元佐に、皇帝としての不自由さを嘆く趙恒。丁謂と王欽若は、新皇后の人選をめぐって朝廷が紛糾する様子を見て、機会が回ってきたと喜ぶ。そんななか、李婉児の懐妊がわかり、ショウヨから宸妃に昇格する。

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苦難を経て劉娥は皇后に立てられ、降格されて禁足中の充媛・潘玉姝は、自らと劉娥の落差を嘆く。王欽若が朝議で皇子の誕生を願い、道観「玉清昭応宮」の造営を提案。監督役には丁謂を推挙し、趙恒はこれを了承する。

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朝議で劉娥の子の性別を論じられたことで、劉娥への重臣の反感や軽視が露呈。さらに凶事を示す星が現れ、趙恒は劉娥と婉児に安産祈願の曲玉を贈る。寇準は、丁謂から新宮殿建設にかこつけた運河建設を相談される。

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寺から戻った劉娥が休んでいると張景宗が現れ、「タングートからの要求に趙恒が立腹しており、仲裁してほしい」と言う。劉娥が急いで趙恒のもとへ行くと、そこには憤慨する趙恒と蘇義簡、王欽若がいた。

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趙恒は李婉児の子を劉娥の子として育てようと決心。一方、潘良と潘玉姝は、劉娥が堕胎作用のある甘露を飲んだにもかかわらず、流産しないことを怪しむ。ある日、劉娥は潘玉姝から献上された吸い物を飲むのだが…。

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産気づいた宸妃・李婉児。同じ頃、趙恒の乳母・王氏は民の女の家で助産を行うが、替え玉としてもらい受けるはずだった赤ん坊が産まれてこない。諦めた王氏は後宮に戻り、産屋で李婉児の助産を行う。

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宸妃・ 李婉児はもうろうとした意識のなか、自分は確かに皇子を産み、産声を聞いたと主張し始める。婉児の弟・李載豊は、謎を解明すべく死産したという遺体を土から掘り起こし、それが山猫であることに驚がくする。

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受益の百日の宴が宮中で開かれていた。大臣らが集まるなか、潘良の策略によって姉・李婉児の汚名をそそごうとする李載豊もやってくるが、すぐに蘇義簡に捕まる。また、宴の席には李婉児も姿を現した。

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蘇義簡と曹利用は禁軍を率いて潘府を包囲。潘良は手勢を率いて抗戦しようとするが、父・潘伯正に制止され投降する。趙恒は、劉娥が充媛・潘玉姝の不義密通を知りつつ内々に処理しようとしたことで不信感を募らせる。

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蘇義簡は宸妃・李婉児の弟・李載豊を都から遠ざけ、劉娥に流産の件で趙恒が自身を責めていることを告げる。趙恒と劉娥はわだかまりが解け、決意を新たにする。10年後、皇太子・受益はすくすくと成長した。

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趙恒は自身の病の重さから、息子・受益の成人の儀式である加冠の礼を、繰り上げて執り行うことを決めた。これにより加冠後から朝廷に入らせ、その補佐として劉娥が朝議に加われるよう段取りを組む。

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王欽若は宰相の地位を手に入れたが、劉娥はこれに不安を覚えていた。王欽若も皇后が自分の昇格を快く思っていないことに気づいており、丁謂と酒を飲みながら、時機を見て蘇義簡を陥れようと画策する。

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遼へ嫁ぐ寿康を見送った皇太子・趙禎は、高熱を出して寝込んでしまう。これまで早死にした皇子を思い、趙禎の無事を祈る趙恒。やがて趙禎の熱が下がり、一同は安堵する。一方、玉清昭応宮がわずか数年で竣工する。

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趙恒は皇太子・趙禎の健康を願い、泰山の山頂での封禅を決定。出発を前に趙恒から弓の指導を受けた趙禎は、父とのふれあいを喜んだ。その後、趙恒は体調が悪い宸妃・李婉児を見舞い、長く苦労させたことをわびた。

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封禅の儀を執り行うため、趙恒ら一行は泰山に到着。そこへ僻地から寇準の上奏文が届けられ、激怒した趙恒は寇準を都へ呼び戻すよう勅令を出す。儀式が始まる前日、趙恒は山間で蘇義簡と2人だけで話す機会を設けた。

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ひとり泰山の頂へ祈祷に向かった趙恒がなかなか下りてこず、心配になった蘇義簡らが山頂へ向かう。だが、趙恒は息絶えていた。王欽若や丁謂、蘇義簡らは、誰が都へ戻って皇后に崩御の知らせを届けるかを話しあう。

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曹利用は妹・曹思斉と父・曹鑑が皇位簒奪を企てたことを謝り、劉娥は許す。翌日、趙恒の棺が帰京するとの知らせを聞いた李婉児は、衝撃のあまり亡くなってしまう。劉娥は、妹同然だった李婉児の死に泣き崩れる。

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寇準は宸妃・李婉児の玉宸宮を捜索させるが、遺詔は見つからない。新帝となる趙禎の意向で、劉娥と重臣たちの共同の補佐が決まり、寇準と曹鑑は渋々承諾。寇準の妻は夫の非礼をわび、遠戚の蘇洵を紹介する。

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皇太后・劉娥と4人の臣下が新帝趙禎を補佐する形で、朝議が始まった。臣下たちそれぞれの胸中と水面下の動きには、変化が生じる。曹利用は娘の曹汝を宮中に出入りさせ、娘と趙禎の接近を目論む。

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王欽若は、邢中和から皇陵の位置を百歩上方にずらせば皇室の子孫繁栄が叶うが、そこは岩が多く地下水も湧き出るという話を聞く。邢中和は事実をありのままに劉娥に伝えようとするが、王欽若と丁謂がこれを遮る。

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父・丁謂の左遷を受けて丁献容は、妻の陵陽大長公主から劉娥へのとりなしを頼むも拒まれ、突き飛ばしてしまう。結果、陵陽は流産して子の産めない体となる。一方、寇準は劉娥に、男なら名宰相になっただろうと言う。

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劉娥の垂簾聴政が正式に始まった。3年後、いいなずけの郭清悟を相手にせず、曹汝との逢瀬を重ねる趙禎を劉娥は憂慮していた。朝議では、寇準の遺言である「無才の排除と賢才の登用」について論議が始まる。

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劉娥は趙禎の皇后に郭清悟を選んだが、曹汝を愛している趙禎はこれに反発し、母子間でいさかいが絶えなくなる。曹鑑が孫娘の曹汝に趙禎から離れるよう促し、皇帝と皇太后の亀裂はますます深まる。

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劉娥の決めた婚姻に納得できない趙禎は宴の席から姿を消し、自分に似ている宦官に自分のふりをさせ、愛する曹汝と共に都を出てしまう。趙禎がいないことに気づいて悲しむ劉娥だが、気丈に朝議へ向かう。

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丁謂の策により自らの出生の秘密を知った趙禎は、劉娥へ疑心を抱き、真相を突き止めるため帰京を決意。同じ頃、趙禎が丁謂に接触したことを知った劉娥は、目の届く場所に置こうと丁謂の復職を命じた。

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曹鑑は文官や学生と共に、太廟の前で劉娥に政権返上の諫言を行うことを決意した。その動きを察知した枢密使の蘇義簡は、郭崇信と共に禁軍を動員して太学館を包囲し、自身は曹鑑の説得にあたる。

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劉娥に対して丁謂と王欽若は、「蘇義簡が3人の命を奪った罪は大きい」とし、死罪を主張する。大理寺の審理が終わり、劉娥は蘇義簡の命を守るため郭賢にも相談するが、有効な手立ては見つからない。

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趙禎は、生みの母ではないのに大切に育ててくれた劉娥に感謝の気持ちを伝え、郭清悟を皇后とすることに応じた。また劉娥も趙禎の願いに応え、曹汝を貴妃として入内させることを認めるのだった。

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曹汝に怒りをぶつける郭清悟は、誤って趙禎を叩いてしまい、劉娥は趙禎に処遇を決めさせる。趙禎は郭清悟を禁足1カ月とし、曹汝には褒美を与え、これを劉娥は大局を見据えた良い裁きだと褒めた。

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