「チェンソーマン」藤本タツキらも認めた!「少年ジャンプ+」漫画家発掘バトルオーディション「MILLION TAG」結果発表 | アニメ!アニメ!

「チェンソーマン」藤本タツキらも認めた!「少年ジャンプ+」漫画家発掘バトルオーディション「MILLION TAG」結果発表

マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」によるマンガ家発掘バトルオーディション番組『MILLION TAG』の結果が発表。優勝は、『チェンソーマン』作者・藤本タツキが「頭一つ抜けた漫画の実力だった」と評した、藤田直樹×林士平タッグの『BEAT&MOTION』に決定した。

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BEAT&MOTION表紙『MILLION TAG』
  • BEAT&MOTION表紙『MILLION TAG』
  • 『MILLION TAG』
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  • 集合写真『MILLION TAG』
  • 藤田&林『MILLION TAG』
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  • 細野編集長&藤田&林『MILLION TAG』
  • 細野編集長&藤田さん『MILLION TAG』
株式会社集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」によるマンガ家発掘バトルオーディション番組『MILLION TAG』の結果が発表。優勝は、『チェンソーマン』作者・藤本タツキが「頭一つ抜けたマンガの実力だった」と評した、“藤田直樹×林士平”タッグの『BEAT&MOTION』に決定した。


集合写真『MILLION TAG』
『MILLION TAG』は、集英社が次世代のスターマンガ家を発掘するべく開催していた新マンガ賞「MILLION TAG」の最終選考で、6組の新人マンガ家と編集者のタッグが4つの課題で競い優勝を目指す姿を追ったオリジナルYouTube番組だ。
今回、5か月にわたる選考を経て、優勝者が藤田直樹×林士平に決定。優勝した藤田が最終課題で作成した連載ネーム『BEAT&MOTION』は、今後「少年ジャンプ+」で連載化、単行本発売が確約されており、さらにNetflixによるアニメ制作で全世界への独占配信も行われる。


この過程は、YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」にて、マンガ家発掘バトルオーディション番組『MILLION TAG』として全話公開しており、優勝者決定の最終第8話は8月 20日18時より配信中だ。

<優勝タッグ 藤田直樹氏と林士平のコメント>



『MILLION TAG』優勝マンガ家・藤田直樹


正直なところ優勝して嬉しいという気持ちより、これからが大変になるなという気持ちの方が強いですが、目の前の仕事を期日通りにやっていくことが僕の最優先の目標だと思っています。「MILLION TAG」を通じて、林さんは僕にとって身近な存在になったので、一緒に頑張って行きたいと思っています。

『MILLION TAG』優勝編集者・林士平


期限付きの課題が設定されていることで、通常より短期間で沢山のネームを書いた結果、藤田さんはこの期間を通じてネームを描くスピードが最も成長したポイントだと思います。今後は『MILLION TAG』で 優勝したのだから、堂々と何らかでMILLIONを達成しましたと言える結末を一緒に目指しましょう!任せてくださいね!

最終課題ゲスト審査員講評


マンガ家・藤本タツキ(『チェンソーマン』)



他の方と比べて明らかに一つ頭の抜けたマンガの実力だったと思います。
主人公の感情を追っているだけで物語が進んでいくのでストレスなく簡単に読めました
女性のキャラクターも非常に魅力的で僕個人では好みでした。

マンガ家・賀来ゆうじ(『地獄楽』)



人物に寄り添 った作劇、画面表現に才能を感じました。各キャラの心理描写に無理がな
く、読む上で躓きがない、というのは重要な武器だと感じます。アニメ制作におけるディティールもしっかりあって、世界全体に説得力があります。

Netflix アニメプロデューサー・小原康平



様々な個性が炸裂した最終課題でしたが、藤田氏の作家性は特に磨きがかかったのではないでしょうか。超ネガティブな藤田氏と林氏の異色コンビに脱帽です。優勝作品には、魅力的なキャラクターたちの感情が生々しく描かれており、彼らの掛け合いの面白さには唸るものがあります。この先どんな物語が展開するのか、純粋に楽しみにできる作品です。Netflixでのアニメ化を通じ、日本の新たな才能を世界に配信できることを光栄に思います。

<以下、コメント全文掲載>


MC 声優・佐倉綾音


私たちが普段何の気なしに楽しんでいるマンガ作品が、このような人間模様と過程を経て作られていると知ることができたとても貴重な番組でした 。
収録が終わった後、MC特権で挑戦者の皆さんを出待ちして(笑)、少しお喋りさせてもらったのですが、「私のマンガどうでしたか?」「これから自分はこうなっていきたいです」と語る瞳がとてもキラキラしていて綺麗でした。
この先さらに個性を伸ばしていくであろう皆さんと再会できる機会が楽しみでなりません!

MC お笑い芸人・四千頭身


1番最初の作品から全員面白かったですが、回を追うごとにレベルアップしていってる模様がとても見応えがありました。そしてそれぞれ得意/不得意分野がありまさに十人十色で、皆さんそれぞれが刺さる作品を見つけてみて欲しいです。(石橋遼大)

こんなに輝くダイヤの原石に出会えて幸せです。皆さんマンガ家デビューする実力があるのでその時は「俺昔から知ってる」とマウントとります。(後藤拓実)

先取りが好きな世の中の皆さん、これを見ずに「先取ってる」とは言えませんよ。次のヒット作誕生の瞬間を見れたと言っても過言ではありません。マンガ家さんの人間性を見れたりするのもとても貴重な映像だと思います。見るべきです。(都築拓紀)

「少年ジャンプ+」編集長・細野修平


藤田直樹氏の『BEAT&MOTION』はキャラの感情を描く力、読者をストーリーに巻き込むネーム力を高く評価し、優勝作品としました。クリエイターを題材にしている部分も現代性があり、彼らの悩みや葛藤を描くことになるであろう連載作品としても期待しています
『MILLION TAG』については、藤田氏を始めとする新人作家さんたちが予想以上に成長したと感じています。いずれの作家さんも将来が楽しみです。

『BEAT&MOTION』あらすじ
ミュージシャンの夢を諦めて堕落した学生生活を送っていた竜彦は、飲み会で出会った破天荒な少女の言葉をきっかけに、子供の頃に挫折したアニメーターを目指すことを再び決意。SNSにあげた自主制作アニメがバズり、大ファンであったミュージシャンのニコからミュージックビデオ制作の依頼を受ける。しかし、ニコは飲み会で出会ったあの破天荒な少女だった。思わず再会した2人の、夢と恋の物語が始まる。


[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《小野瀬太一朗》
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