「呪術廻戦」スペシャルイベント「じゅじゅフェス」レポ到着 榎木淳弥らキャストが選ぶ名シーンとは…? | アニメ!アニメ!

「呪術廻戦」スペシャルイベント「じゅじゅフェス」レポ到着 榎木淳弥らキャストが選ぶ名シーンとは…?

TVアニメ『呪術廻戦』のスペシャルイベント「じゅじゅフェス 2021」が、6月13日に開催された。会場には榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美、小松未可子、内山昂輝、関智一、中村悠一ら7名の豪華キャストが登壇。会場観覧&配信視聴に約3万人のファンが集結した。

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『呪術廻戦』スペシャルイベント「じゅじゅフェス 2021」(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
  • 『呪術廻戦』スペシャルイベント「じゅじゅフェス 2021」(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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TVアニメ『呪術廻戦』のスペシャルイベント「じゅじゅフェス 2021」が、6月13日に埼玉の川口総合文化センター・リリア メインホールにて開催された。

会場には呪術高専・東京校のキャラクターを演じる榎木淳弥(虎杖悠仁役)、内田雄馬(伏黒恵役)、瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)、小松未可子(禪院真希役)、内山昂輝(狗巻棘役)、関智一(パンダ役)、中村悠一(五条悟役)ら7名の豪華キャストが登壇。会場観覧&配信視聴というハイブリッドでの開催となった一大イベントに、約3万人のファンが集結した。


「じゅじゅフェス 2021」
最初のコーナーでは、「キャストが選ぶ名シーン生アフレコ!」と称してTV アニメシリーズを振り返り、登壇キャストそれぞれが他のキャストが演じるキャラクターのお気に入りシーンを発表。そのシーンを生アフレコで披露することに。TVシリーズの迫力の名シーンと、キャスト陣による臨場感あふれる演技がたっぷりと繰り広げられた。

最初は中村が選んだ「虎杖悠仁」の名シーンが紹介され、2話で虎杖が「生き様で後悔はしたくない」と語るシーンを榎木が会場で生アフレコ。中村は、このシーンについて「虎杖は作中でも常にこの台詞を心に持ち続け、ずっとこの言葉に縛られていく。とても印象的なセリフだと感じました」と語る。

また中村は、実際に榎木の収録の様子をそばで観ていたそうで、「平常時の感情から、繋がりを保ったまま、別の感情への分岐を表してしていくという、榎木さんの役へのアプローチが自分とは真逆の手法で面白かった」と、演技の印象についてもコメントした。


「じゅじゅフェス 2021」
続く内田は、17話の西宮と闘う釘崎のシーンをセレクト。同じく、瀬戸が生アフレコに挑戦する。

内田は、このシーンについて、「釘崎は、自分らしくいることへの執着を持ち、それを相手に叩きつけていく。そんな彼女の強さに憧れます。 とにかくかっこいいです」とコメント。瀬戸は、「掛け合いができたことで、オーディション時よりも気持ちがとても乗りました」とこのシーンのアフレコ収録時を振り返り、共演者とともに作り上げた現場の空気感について触れた。

内山は6話に登場する、グラウンドで釘崎と練習するコミカルな様子のパンダのシーンをセレクト。「アニメとしての動きも面白いし、一緒に遊んでいる棘の姿も面白い。キャラクター同士の関係性も感じられるような楽しいシーンです」とこのシーンの面白さを述べる。


「じゅじゅフェス 2021」
さらに瀬戸は、8話で釘崎と禪院真希が歩きながら話しているシーンを紹介。「私が惚れてしまったシーンです。“禪院家” という大きなものを背負っているはずなのに、そのことをにやりと笑いながら余裕で話す真希さんがとてもかっこいい!」とコメントする。

すると、それを受けた小松は「私も野薔薇が大好きなので、相思相愛ですね」と笑顔を見せる。このシーンは、小松にとって瀬戸と2人で収録に臨むことができた貴重なシーンとのことで、とても印象に残っているやり取りだと振り返った。


「じゅじゅフェス 2021」

「じゅじゅフェス 2021」
小松が選んだ「狗巻棘」のシーンは、狗巻が呪言を放つ8話と19話の2シーンだった。小松は「棘は普段はやんちゃな一面がありますが、戦闘シーンでは必死さがあり、大きなギャップがあるキャラクター」と紹介する。

これに、演じる内山は「必死な状況の時は、綺麗な音を出すのではなく、喉が壊れそうな、身体に悪そうな声の出し方を意識しました」とコメント。演じるにあたって心掛けているというポイントを答えた。


「じゅじゅフェス 2021」
そして榎木は23話で登場した、伏黒の領域展開のシーンをセレクト。「このシーン、『領域展開』で覚醒する伏黒の才能の凄さがかっこいい。解放された感じが凄くて、このシーンを演じていた時の内田さんの弾けた演技も印象的でした」と語る。

すると、内田は「伏黒が、初めてここで“必ず勝つ”という自分の意志を強く見せた闘いだと思いました。このシーンの収録時は一人きりだったので、自分自身と向き合い、より集中して演じることができました」とアフレコの様子を振り返った。


「じゅじゅフェス 2021」
関は、7話の五条と漏瑚の闘いのシーンを紹介。関が「こういう先生のようなポジションのキャラクターが昔から好きなんです。瞳も綺麗なのでうっとりしてしまいました(笑)」と答えると、中村は「五条はふり幅があり、目隠しをしている時とそうでない時で、見た目でいうと 2 人のキャラクターを演じているような感覚があります。難しく感じながら常に演じています」と役作りの難しさについて語る。


「じゅじゅフェス 2021」
このほかスタッフが選ぶ特別編として、藤田音響監督は1クール目のラスト(13話)の強い意志を感じさせる虎杖のモノローグを選ぶ。

藤田音響監督が「セリフの印象を活かすため、曲終わりでセリフを聴かせるように調整を行った」とコメントすると、榎木は「初めて知りました」と告白。榎木は「そのおかげでシーンが際立ち、印象的になったと思います。こういった決意のシーンは、アニメでは気負いながら喋ることも多いですが、自分に置き換えた時に、もっと自然な雰囲気なのかなと思い、この表現で演技しました」とも語った。

最後に朴監督は、24話で虎杖と釘崎が「共犯」と語るシーンをセレクト。「2人の芝居もあいまって、さらに深みが増したシーンになった。このシーンは仕草も細かく、とても自然で生きてるので、リップシンクを細かく調整した」とコメントする。榎木と瀬戸も、丁寧に作りこまれていったこのシーンの映像について、感激した様子を見せた。


「じゅじゅフェス 2021」

「じゅじゅフェス 2021」
続いて展開した全3部構成の朗読劇パートでは、このイベントのためにアニメスタッフによって書き下ろされた「じゅじゅさんぽ」が披露された。

内容は会場である川口を舞台に、呪術高専の1年生と2年生がチームに分かれ、「荒川横断じゅじゅトラクイズ」に挑むというユニークなもの。キャラクター同士でテンポ良く展開する朗読劇に大きな笑いが起こり、キャスト陣の見事な演技にファンが魅了された。


「じゅじゅフェス 2021」
また、第2クールのオープニングテーマアーティストであるWho-ya Extendedも登場。「VIVID VICE」を歌唱するサプライズのライブで、迫力あるボーカルが会場に響き渡り、熱いライブパフォーマンスに会場が引き込まれた。

そして最後の告知コーナーでは、待望の『劇場版 呪術廻戦 0』の公開日が、ティザービジュアルとともに2021年12月24日となることが発表された。

劇場版の最新情報のサプライズに、会場からも大きな拍手が贈られるなか、榎木は「PVでも『来たる12月24日、我々は百鬼夜行を行う』というセリフがあり、作品にとっても、特別な意味のある日なので、ぜひ楽しみにしていてください」と期待感を高めるコメント。

締めくくりにはキャストのひとりひとりよりファンに向けてのメッセージが贈られ、イベントの幕が下ろされた。

<以下、メッセージ全文掲載>


【榎木淳弥(虎杖悠仁役)】


アニメスタッフが全力でこの作品を作り、キャスト陣がそれに応えられるように頑張りました。まずは劇場版を宜しくお願いします。そして、続きもやってほしい思いがあります。その時には、アフレコを全員で演じられる環境になっていたら、空気感もまた変わってくると思います。そんな世の中に早くなってほしいと願っています。

【内田雄馬(伏黒 恵役)】


2クールを演じて、各方面で作品への熱い言葉を頂く機会がありました。この熱狂を一緒に感じながら、また作品を制作できることは非常に幸せです。まずは12 月24日公開の劇場版を楽しみにして頂き、その先も描いていけたらと願っています。

【瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)】


こうしてファンの皆さんの前に立つことが久しぶりなのですが、発表を観た時の、皆さんの喜ぶ顔を直に観ることができてとても嬉しいです。今後の展開が発表されましたが、応援してくださる皆さんのお陰だと改めて感じました。これからも宜しくお願いします。

【中村悠一(五条 悟役)】


原作をお読みの方はご存知の通りだと思いますが、アニメが続かないと私が演じる五条はよく分からない、ただ煽るだけの人なので……。ぜひ続きをやってもらいたいです。

【小松未可子(禪院真希役)】


「『呪術廻戦』のイベントでは、2 年生は初の参加になったと思います。色々な側面から作品を楽しむことができました。『呪術廻戦』を観ない日が無いくらい、たくさんの方に愛されている作品だと感じています。これからも応援を宜しくお願いします。

【内山昂輝(狗巻 棘役)】


久々に『呪術廻戦』の世界に浸ることが出来て楽しかったです。ここにいない他のキャストさんのお話や、他のキャラクターのセリフを聞きたいという方もいらっしゃると思いますので、またこういうイベントが開けるといいなと思います。

【関 智一(パンダ役)】


久しぶりにお客さんの前でイベントを行いました。動物の中でも人気の高いパンダを演じられる事に喜びを感じました。謎の多いキャラクターなので、その謎を紐解いていけたらと思っています。

『呪術廻戦』スペシャルイベント「じゅじゅフェス 2021」
日程:2021年6月13日(日)
会場:川口総合文化センター・リリア メインホール
出演:榎木淳弥(虎杖悠仁役)、内田雄馬(伏黒 恵役)、瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)、中村悠一(五条 悟役)、 小松未可子(禪院真希役)、内山昂輝(狗巻 棘役)、関 智一(パンダ役)、Who-ya Extended(第 2 クール OP テーマアーティスト)
司会:大橋隆昌

『劇場版 呪術廻戦 0』
2021年12月24日(金)公開
原作:「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」芥見下々(集英社ジャンプコミックス刊)
制作:MAPPA
配給:東宝

(C)2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会(C)芥見下々/集英社
《仲瀬 コウタロウ》
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