「SAO アリシゼーション WoU」松岡禎丞&竹達彩奈が語る、“桐ヶ谷兄妹の絆”とアフレコ秘話【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

「SAO アリシゼーション WoU」松岡禎丞&竹達彩奈が語る、“桐ヶ谷兄妹の絆”とアフレコ秘話【インタビュー】

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』(以下、『WoU』)最終章2ndクールより、キリト(桐ヶ谷和人)役・松岡禎丞とリーファ(桐ヶ谷直葉)役・竹達彩奈による兄妹対談が実現。

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松岡禎丞さん、竹達彩奈さん
  • 松岡禎丞さん、竹達彩奈さん
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  • 『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 2ndクール』キービジュアル(C)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
  • 『ソードアート・オンライン アリシゼーション』場面カット(C)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
  • 『ソードアート・オンライン2』場面カット(C)2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO2 Project
7月11日(土)から放送スタートする『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』(以下、『WoU』)最終章2ndクール。
『WoU』1stクールで心神喪失状態だったキリトは目覚めるのか、キリト救出に向かうリーファたちはどのような活躍を見せるのか。今後の展開にファンから熱視線を集めている。

『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 2ndクール』キービジュアル(C)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
本稿ではキリト(桐ヶ谷和人)役・松岡禎丞とリーファ(桐ヶ谷直葉)役・竹達彩奈による兄妹対談が実現。
松岡は兄として、竹達は妹として、お互いの役をどう意識していたのだろうか。『WoU』最終章を経て再確認したという兄妹の絆や、アフレコの裏話をうかがった。
[取材・文=ハシビロコ]

■キリトに課せられた鎖が重かった


――新型コロナウイルスの影響による放送延期を経て、7月11日から最終章がスタートしましたが、今の率直な気持ちはいかがですか?

松岡:やっと『ソードアート・オンライン』(以下、『SAO』)の最終章をみなさんに届けることができて、嬉しい限りです。
放送延期など大変なこともありましたが、すべてプラスの方向に考えていきたいと思っています。

たとえば7月2日に解禁された最新PVは、延期期間を経なければ出せなかったはずのものでした。EDの「I will...」(藍井エイル)から、OPの「ANIMA」(ReoNa)につながる演出も、楽しんでいただけていたらと思います。


竹達:《アリシゼーション》編の放送開始から、気づけば2年以上が経ちました。ようやく突入した最終章では、私が演じているリーファちゃんもたくさん活躍します。
アフレコは最終回まですべて録り終わったので、オンエアで動いている姿を見るのが私自身とても楽しみです。

――リーファもキリトもこれまでの『SAO』に比べると、『WoU』1stクールでは出番が貴重でした。とくにキリトは心神喪失状態で、言葉を発せない状況が続いています。松岡さんは『WoU』のキリトをどのように演じようと思っていましたか?

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松岡:反射のように出ている感性の声と、論理的な思考があって出している声を区別して演じました。1stクールでキリトが発していた「あああ……」というセリフは、かなりのパターン数を用意してアフレコに臨んだんです。

『ソードアート・オンライン アリシゼーション』場面カット(C)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project
全力で叫べる状況ではなかったので、表に出していい力は5%くらい。その5%の中に、100%の感情を込めるのが大変でした。
今までのシリーズでは100%の声に200%の演技を乗せていたので、個人的にはかなりもどかしかったです(笑)。

本当はたくさんかけ合いがしたいのに、1stクールのキリトの精神状態では会話が成立しない……。役に課せられた鎖が重かったですし、キリトを演じることの難しさを再確認しました。

1stクールのキリトに関しては、周囲の感情にひっぱられ過ぎてはいけなかったので、キリトの置かれた状況を考慮しつつも今まで貫いてきた生き様を加味して、声を出していました。

竹達:主役があんなボロボロの状態で長期間続く作品は珍しいので、「『SAO』の今後はどうなってしまうの?」と驚きました。
キリトくんはときどきくじけることはあっても、基本的には強いイメージ。心まで壊れてしまったお兄ちゃんは初めて見たので、妹としては早く助けに行きたい気持ちでいっぱいでした。

■『WoU』のアフレコは原点回帰


――『WoU』のアフレコ現場では、これまでのシリーズとの違いを感じましたか?

松岡:『SAO』が始まった頃のように、新しい世界を1から作り上げていく感覚を覚えました。
《アリシゼーション》編は新しい登場人物も多いですし、世界観もガラッと変わります。僕も原作を読んでいて《アリシゼーション》編に突入したときは「あれ、途中の巻数を飛ばした?」と思ってしまったくらいでした。キリトも幼くなって登場しますし、そもそもユージオとアリスは誰なんだと(笑)。

しかも今回の舞台となった《アンダーワールド》は、単なる仮想世界ではありません。次元が違うだけで現実と同じように痛みも感じますし、通常のゲームならNPCが担うような立場の人も、実在する人間の魂をもとに育て上げられた命です。
ゲーム世界での死が現実の死を意味する状況も、『SAO』で最初に舞台になった《アインクラッド》に近いかもしれません。

だからこそ《アリシゼーション》編のアフレコは、アリス役の茅野(愛衣)さんやユージオ役の(島崎)信長など新たな役者陣を加えて1から作品を構築していきました。
最終章のアフレコ現場には原点回帰のような雰囲気があったと思います。

竹達:アリス役の茅野愛衣ちゃんとは『WoU』の現場では一緒に収録していなかったのですが、別作品の現場で話す機会があると『WoU』のアフレコの様子を聞かせてもらえました。
おかげで出番がなかったときも、現場や作品を身近に感じられて。実際にアフレコに参加してみると、これまでのシリーズとの違いを感じました。

たとえばリーファがいる《ALO》(アルヴヘイム・オンライン)はそれほど痛みを感じない設定のゲームです。プレッシャーのような圧は存在するもののリアルな痛みではないので、《フェアリィ・ダンス》編の演技でも痛みの程度を意識しました。

しかし《アンダーワールド》ではリアルな痛みを感じるので、お芝居をよりリアルに寄せています。痛々しいシーンもたくさんあったので、身を引き締めるような想いでアフレコに挑みました。

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《ハシビロコ》
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