「はめふら」カタリナは従来の天然系ヒロインと何が違うのか? ―天才ではなく“凡才”という新しさ― | アニメ!アニメ!

「はめふら」カタリナは従来の天然系ヒロインと何が違うのか? ―天才ではなく“凡才”という新しさ―

アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(通称:はめふら)。

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「はめふら」第9話先行カット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
  • 「はめふら」第9話先行カット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
  • 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』キービジュアル(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
  • 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第5話先行カット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
  • 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』PVカット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
  • 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第2話先行カット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
  • 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』PVカット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
  • 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第3話先行カット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
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アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(通称:はめふら)。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』キービジュアル(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
本作はいわゆる乙女ゲームを下敷きにしたアニメですが、いま多くの男性アニメファンを魅了しています。
とりわけ悪役令嬢に転生してしまった主人公カタリナ・クラエスに萌えているという人も多いのではないでしょうか。

それではなぜ、この作品は性別の垣根を越えて、たくさんの人の注目を集めているのか。
ここでは主人公カタリナ・クラエスの魅力を、「ギャップ」と「天然」という2つのキーワードを通して、彼女がよくいる定番の天然系ヒロインではない、全く新しい形の「天然のヒーロー(ヒロイン)」であるということについて、ご説明いたします。

■クイーン・オブ・ギャップ、カタリナ・クラエス登場


・史上初、農作業が好きな貴族令嬢


『はめふら』は、乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の世界の悪役令嬢、カタリナ・クラエスに転生してしまったオタク女子が、自分の破滅エンドを回避するために奮闘するラブコメディーです。

彼女は、万が一自分がバッドエンドを迎えて、国外追放されてしまったときのために、魔法の力を鍛えることにします。その理由は、追放先でも職に困らないため。
そして、これが普通のアニメだったら弱いモンスターを倒して、レベルを上げたりするところなのですが、彼女は自分の魔法属性である「土」の魔力を磨くため、いきなり畑を耕し始めます。畑!?

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第2話先行カット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
「土と対話するには、畑を作るのが一番なのよ。おばあちゃんが昔そう言ってたの」
彼女は魔法の本に書いてあった、「土と向き合う」という心のあり方についての説明を、おばあちゃんの知恵袋的に農作業と独自解釈。
作業着にほっかむりをして、土を耕すことで魔法の修行とすることにしたのです。

貴族のご令嬢なのに畑仕事が大好き。このギャップの凄まじさに、私は第1話で心を鷲づかみにされました。

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・時々8歳児より子どもっぽい!? 元17歳の女子高生


カタリナは前世では17歳の女子高生。特技は木登りで、「野猿(のざる)」の異名を取っていたほどの木登りの名手でした。

ですので、第四王子のアランに勝負を挑まれたときは、迷わず自分の得意な木登り対決を選択。
そして、「お母さまにバレる前にケリをつけるわ!」とメイドのアンに、アランの秒殺を宣言すると、まるでビデオの早送りのようなスピードで木に登り、木登り初挑戦のアランに圧勝します。お、大人げない!

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第2話先行カット(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
また、義弟のキースが初めて屋敷にやってきたときも木登りを披露(このときはキースの上に落ちます。・・・猿なのに)、お茶会で犬に追いかけられたときも、まるで「おばQ」のように木に登って逃げるという、とにかくカタリナは木に登って登って登りまくります。
貴族とか女の子だとかいう以前に、17歳でこんなことをやる人は現代でもいないでしょう!

他にも8歳のキースの付きそいがないと、お母さまからお茶会への参加を許されないなど、中身と年齢との逆ギャップがとにかくすごい。

このように、単なるキャラ付けにとどまらず、カタリナ・クラエスは存在自体があらゆるギャップの塊。
いじわるな貴族の悪役令嬢の中身が、わんぱくで鈍感な庶民のオタク女子というパッと見でわかる組み合わせの破壊力は絶大です。


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《曙ミネ》
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