一番好きな細田守監督作品は? 「時をかける少女」を抑えたトップは… | アニメ!アニメ!

一番好きな細田守監督作品は? 「時をかける少女」を抑えたトップは…

アニメ!アニメ!では「一番好きな細田守監督作品は?」と題した読者アンケートを実施しました。結果を発表します。

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『時をかける少女』(C)「時をかける少女」製作委員会2006
  • 『時をかける少女』(C)「時をかける少女」製作委員会2006
  • 『サマーウォーズ』(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
  • 『おおかみこどもの雨と雪』(C) 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
  • 『バケモノの子』(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
  • 『未来のミライ』キービジュアル(C)2018 スタジオ地図
  • 『ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション (C)「2005 ワンピース」製作委員会
  • 『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(C)本郷あきよし・東映アニメーション(C)東映・東映アニメーション・集英社・フジテレビ・バンダイ
4月19日は「地図の日」。

日本で初めて本格的な地図を作った伊能忠敬が、現在の北海道の測量を行うために江戸を出発した日を記念して制定されました。

アニメファンにとって地図といえば、アニメ制作会社の「スタジオ地図」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
「スタジオ地図」は細田守監督と齋藤優一郎プロデューサーが2011年に設立。これまでに『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』、『未来のミライ』と、細田監督作品を送り出してきました。

細田監督は東映アニメーション在籍時から、さまざまなタイトルを手がけて、多くのファンを魅了してきました。その多彩な作品の中で、アニメ!アニメ!読者から最も支持を集める作品は一体何なのでしょうか。

そこでアニメ!アニメ!では「一番好きな細田守監督作品は?」と題した読者アンケートを実施しました。4月8日から4月15日までのアンケート期間中に131人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントと女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約40パーセントと若年層が中心でした。

■トップは『サマーウォーズ』 初のオリジナル長編映画


1位は『サマーウォーズ』。支持率は約35パーセントでした。
『サマーウォーズ』は2009年8月に公開された劇場アニメ。高校2年生の主人公・小磯健二が憧れの先輩・篠原夏希の曾祖母の家を訪れて、彼女の大家族とともに仮想世界OZで起きた事件に立ち向かう物語です。
読者からは「ナツキの家族に受け入れられて覚悟を決めるケンジや、家族一丸となって危機に立ち向かうところが大好きです! ケンジたちのその後を想像するのも楽しい」や「何年経っても色褪せない名作。ラストの“よろしくお願いしまあああすっ!!”は名セリフだと思う」といったコメントが寄せられています。

『サマーウォーズ』(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
『サマーウォーズ』(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
「OZの世界がどんどん現実に…! ネット社会となっている今、絆について考えさせられる素敵な作品です」や「ネットを通じて人と人との絆が感じられる」と、物語の舞台となるOZに触れた声も多かったです。

2位は『時をかける少女』。支持率は約20パーセントでした。
『時をかける少女』は2006年7月公開。筒井康隆のロングセラー小説が原作で、高校2年生・紺野真琴の身に起きたひと夏の出来事を描いています。
「何回観ても面白い。時の流れの表現や、劇中で描かれる友情が最高です」や「細田監督といったら入道雲。最後のセリフにもキュンとしました」と青春作品として人気を博しています。「公開週のまだ混んでいなかったテアトル新宿で観たことが今でも自慢です」と口コミで人気が広がっていった思い出を語ったコメントもありました。

3位は『おおかみこどもの雨と雪』。支持率は約15パーセントでした。
『おおかみこどもの雨と雪』は2012年7月公開。大学生の花が“おおかみおとこ”の彼と出会い、二人の間に生まれた姉弟・雪と雨を育てていく物語です。

『おおかみこどもの雨と雪』(C) 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
『おおかみこどもの雨と雪』(C) 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
「花さんの雨と雪への愛情深さに心を打たれました」や「雨と雪の成長や、“おおかみこども”であることの葛藤、お母さんの苦労を思うだけで泣けます」、「姉弟の生き方の違いに心を打たれる素敵な作品です!」といった声が届いています。

■そのほかのコメントを紹介!!


『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』には「約40分という短い時間の中で起承転結がハッキリしてて戦闘シーンも迫力満点」や「まだネットが普及してない頃の作品にも関わらず、時代を先取りしていて楽しめた名作です」。
『バケモノの子』には「熊徹の不器用だけど愛のあるところが細かく表現されていて泣けました」や「熊徹と九太が共に成長していく姿を見て、とても元気と勇気をもらえた」。

『バケモノの子』(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
『バケモノの子』(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
『未来のミライ』には「くんちゃんの行動を観て自分の幼少期を思い起こし、人として初めて自立をする瞬間に映画を通して立ち会えたことにものすごく感動しました」と最新作にも投票がありました。

■ランキング結果


[一番好きな細田守監督作品は?]
1位 『サマーウォーズ』
2位 『時をかける少女』
3位 『おおかみこどもの雨と雪』
4位 『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』
5位 『バケモノの子』
6位 『未来のミライ』
7位 『劇場版デジモンアドベンチャー』
8位 『ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』

(回答期間:2020年4月8日~4月15日)


※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
《高橋克則》
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