放送15周年のアニメ「巌窟王」が舞台化! 橋本祥平、谷口賢志、前嶋曜らキャスト発表 | アニメ!アニメ!

放送15周年のアニメ「巌窟王」が舞台化! 橋本祥平、谷口賢志、前嶋曜らキャスト発表

アニメ『巌窟王』の舞台化が決定した。タイトルは『巌窟王 Le theatre』となり、12月20日から12月28日にかけて、こくみん共済coopホール/スペース・ゼロにて上演される。

ニュース
注目記事
「巌窟王」(C)2004 Mahiro Maeda・GONZO/KADOKAWA
  • 「巌窟王」(C)2004 Mahiro Maeda・GONZO/KADOKAWA
  • 「アルベール・ド・モルセール子爵役:橋本祥平」
  • 「モンテ・クリスト伯爵役:谷口賢志」
  • 「フランツ・デピネー男爵役:前嶋曜(JBアナザーズ)」
  • 「巌窟王」(C)2004 Mahiro Maeda・GONZO/KADOKAWA
アニメ『巌窟王』の舞台化が決定した。タイトルは『巌窟王 Le theatre』(ル テアトル)となり、12月20日から12月28日にかけて、こくみん共済coopホール/スペース・ゼロにて上演される。

『巌窟王』はフランス文学の古典名作「モンテ・クリスト伯」が原作に、2004年から2005年にかけて放送されたTVアニメ。未来都市パリを舞台にするなど大胆なアレンジが施されており、映像的にもテクスチャを使った表現などを取り入れて、多くの視聴者を魅了した。
アニメーション制作は『バジリスク~甲賀忍法帖~』、『カレイドスター』のゴンゾが担当。今年で15周年を迎えた復讐のパンク・オペラが舞台化されることになった。

「巌窟王」(C)2004 Mahiro Maeda・GONZO/KADOKAWA
『巌窟王』アニメキービジュアル
舞台ではパリの青年貴族であるアルベール・ド・モルセール子爵役に橋本祥平をキャスティング。橋本祥平は『機動戦士ガンダム 00 -破壊による再生-』の刹那・F・セイエイ、『文豪ストレイドッグス 三社鼎立』の芥川龍之介などの代表作を持つ。
東方宇宙からやって来たモンテ・クリスト伯爵役は『文豪ストレイドッグス 黒の時代』で織田作之助を演じた谷口賢志。アルベールの親友であるフランツ・デピネー男爵役は『アイ★チュウ ザ・ステージ』神楽坂ルナ役の前嶋曜が務める。

チケット料金は非売品グッズ付きのプレミアムシートが11,500円、一般席が8,800円(全て税込)。舞台化の発表にあわせて、メインキャスト、脚本・演出の村井雄、さらにアニメ版の前田真宏監督やキャスト陣のコメントも発表された。

<以下、コメント全文掲載>


【アルベール・ド・モルセール子爵役:橋本祥平】
「アルベール・ド・モルセール子爵役:橋本祥平」
この度、アルベール・ド・モルセール子爵役を演じさせて頂きます橋本祥平です。
まず、この作品を観た時に物凄い衝撃を受けました。
舞台は中世と近未来を融合させたとても面白い世界観で印象的な色彩の作画が幻想的で美しく、僕が今まで観たことのない作品でした。
物語はモンテクリスト伯の復讐劇を描いたミステリー、その中で様々な人間ドラマが展開していく様子は演劇で表現したら面白い!と作品を観ながら心が踊っておりました。
この世界観と人間ドラマを演劇と言う力を使って熱く表現したいと思います。
魂削って挑ませて頂きます。

【モンテ・クリスト伯爵役:谷口賢志】
「モンテ・クリスト伯爵役:谷口賢志」
この喜びの感情を言葉にすることが難しい。
15年前……アニメ「巌窟王」は僕の感性、価値観に大きな影響を与えてくれた。
映像、音楽、物語、衣装……すべてが衝撃の出逢いだった。
それ以来、事あるごとに「モンテ・クリスト伯爵を演じたい」と言い続けてきた。
彼の人生を生きたいと強く願い続けてきた。
その夢が……作品同様15年の時を経て叶う。
奇跡でしかない。この喜びを言葉にするのは難しい。
身体中にあらゆる感情が渦巻いている。
そのすべてを込めて舞台上から皆様にお届けします。
誰かにとって衝撃の出逢いになるように。
では……「待て、しかして希望せよ!」

【フランツ・デピネー男爵役:前嶋曜(JBアナザーズ)】
「フランツ・デピネー男爵役:前嶋曜(JBアナザーズ)」
フランツ・デピネー男爵を演じさせていただく前嶋曜です。
主人公アルベールの親友であり、命を賭けてモンテ・クリスト伯からアルベールを守る非常に重要な役柄ではありますが、フランツという人物の内面にまで深く追求していければと思っています。原作ファンの方にはもちろん,舞台で初めて「巌窟王」を知るという方にも楽しんでいただけるよう、キャスト、スタッフの皆さんと素晴らしい舞台を
作り上げていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

【脚本・演出:村井雄】
今や伝説と語られるアニメ放映から15年。待望の舞台化に携われる事に感謝しています。
15年間熟成されてきたその愛と復讐が、生の感情が届く演劇の場でより衝撃的に『巌窟王 Le theatre』
として甦ります。
今回、原作の魅力に加えて、集まった俳優・スタッフの魅力が発揮される作品になるよう精一杯努めたいと思っております。
そして、あらためて不朽の名作『巌窟王』を語り合う良き機会となることを願ってやみません。
皆様どうぞご期待ください。

【アニメ『巌窟王』企画原案・キャラクター原案・監督:前田真宏(カラー)】
「言葉」が「物語」がエンターテインメントを担保する。
それはちっとやそっとでは揺るがない。
そう信じて取り組んだ日々からもう15年も経ってしまったのですね。
あっという間な気がします。
舞台になる、という思いがけないお話をいただいて、ぼんやりと遠ざかりつつあった夢が急に結晶して目の前に浮かび上がったような不思議な、でも思いがけないプレゼントをもらったような気持ちです。
箱を作って、望遠レンズでそれを覗き込むようなアニメを作りたかった。
パース感の消失した、全てが書き割りのような。
グラフィックとしての美観のみがレイアウトを決定するような「電気紙芝居」。
ギラギラするテクスチャを張り込んだカタマリ「シルエット」に小さな面がはりついている。
ポーズがあるだけ。ACTではなくSTATIC。
リアリティから遠く離れて表現したい、、、、、、
「声」だけが「肉体」を担保する!!!!
夢想したこと、幸運、偶然、そして失敗したこと、上手に出来なかったこと、、、、、
でもやっぱり、自分にとって大切な大好きな作品です。
今回どのようなカタチに結晶してくれるのか楽しみでなりません。
一観客として期待したいと思います。一緒に楽しみましょう!!
「待て…しかして………」

【アニメ『巌窟王』モンテ・クリスト伯爵役:中田譲治】
巌窟王の舞台化おめでとうございます。
アニメ版でモンテ・クリスト伯を演らせて頂いた中田譲治です。
これまでにも映画化、TVドラマ化、舞台化されてきたデュマの名作ですが、この度は
アニメ版に沿った内容になるとのこと。アルベール達若者の視点で描かれるストーリー
はもとより、音楽、テクスチャを使用した衣装がどうなるかも大きな見所の一つとなる
のは間違いありません。
未来のパリを舞台にした一味違う華麗なる復讐劇を是非ご覧くださいませ。
待て、しかして希望せよ!

【アニメ『巌窟王』アルベール・ド・モルセール子爵役:福山潤】
15年前、2004年に放送されたTVアニメ「巌窟王」が舞台となって上演される事に
なりました!普遍の物語を大胆な表現と構成で今も色褪せない作品がどの様に
ステージの上で表現され、アルベールとエドモン、フランツ達が物語りを紡いでいく
のかとても楽しみです!
舞台版「巌窟王」上演まで、『待て、しかして希望せよ!』

【アニメ『巌窟王』フランツ・デピネー男爵役:平川大輔】
放送終了から15年の月日が経ったことに驚いています。
今回の寄稿にあたり作品を観直したのですが、時の流れを全く感じさせない唯一無二
の映像美、そしてストーリーに、改めてこの作品の素晴らしさを感じました。
そんな、僕にとって一生忘れることはない大切な大切な作品である「巌窟王」が舞台
化されると伺い、あの世界観が、あのキャラクター達が、そしてあのストーリーがど
のように舞台で表現されるのか、今から楽しみで仕方ありません。
いち巌窟王ファンとして、僕も是非拝見したいと思います!!
そして一人でも多くの方に足を運んでいただき、「巌窟王」が益々『永遠に皆様の心と
共に』ある作品となっていったら幸いです。

『巌窟王 Le theatre』
「巌窟王」(C)2004 Mahiro Maeda・GONZO/KADOKAWA
日程:2019年12月20日(金)~12月28日(土)全11公演
会場:こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ
チケット料金
プレミアムシート:11,500円(税込)※非売品グッズ付き
一般席: 8,800円(税込)

[スタッフ]
原作:アニメ「巌窟王」
脚本・演出:村井雄(KPR/開幕ペナントレース)
監修:アニメ「巌窟王」製作委員会
協力:前田真宏(カラー)・橋本太知(スローカーヴ)
ドラマターグ:御笠ノ忠次

[キャスト]
アルベール・ド・モルセール子爵役:橋本祥平
モンテ・クリスト伯爵役:谷口賢志
フランツ・デピネー男爵役:前嶋曜(JBアナザーズ)

[ストーリー]
パリの青年貴族・アルベールは退屈な日常に飽き、刺激を求めて、
親友のフランツとともに、月面都市・ルナのカーニバルに参加する。
そのころ、ルナの社交界では東方宇宙からやって来た謎の紳士、
モンテ・クリスト伯爵の話題でもちきりだった。
オペラ座でモンテ・クリスト伯爵の姿を見たアルベールはその存在感に圧倒される。
やがて、モンテ・クリスト伯爵との交流を深めていったアルベールは、伯爵の妖しい魅力の虜となっていく。

(C)2004 Mahiro Maeda・GONZO/KADOKAWA
(C)「巌窟王 Le theatre」製作委員会
《高橋克則》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集