「Anime Expo 2019」Re:ゼロ、ダンまち、AKIRA…日本のアニメに北米ファンが熱狂! 現地レポート | アニメ!アニメ!

「Anime Expo 2019」Re:ゼロ、ダンまち、AKIRA…日本のアニメに北米ファンが熱狂! 現地レポート

年間平均して12回、ここ5年で60回以上、海外へ足を運びイベント取材を行うライターから見た、アニメエキスポのレポートをお届けします。

イベント・レポート
注目記事
「Anime Expo 2019」の模様
  • 「Anime Expo 2019」の模様
  • 「Anime Expo 2019」の模様
  • 「Anime Expo 2019」の模様
  • 「Anime Expo 2019」の模様
  • 「Anime Expo 2019」の模様
  • 「Anime Expo 2019」の模様
  • 「Anime Expo 2019」の模様
  • 「Anime Expo 2019」の模様
2019年7月4日~7日にかけて、アメリカ・ロサンゼルスにてアニメコンベンション「Anime Expo」(以下アニメエキスポ)が開催されました。
年間平均して12回、ここ5年で60回以上、海外へ足を運びイベント取材を行うライターから見た、アニメエキスポのレポートをお届けします。

■アメリカ最大、世界中のオタクが注目する一大イベント


アニメエキスポは、1992年から続く、アメリカでも歴史のある北米最大のアニメコンベンションです。

アニメコンベンションはアニメを中心として行われるオタクイベントで、様々なアニメ関連のブースで新作発表や物販を行いつつ、有名アーティストやクリエイターなどによるステージ、そしてアニメ上映などを複数日開催します。
また、コスプレを披露できるイベントとしても海外で認知されていて、多くのコスプレイヤーが遊びにやってきます。

そして現地ファンによる即売会としての面もあります(北米やヨーロッパでは「同人」に近い形として「Artist Alley」と表現されています」。
日本で例えるなら、「コミックマーケットの要素のあるAnimeJapan」と表現するのが一番合っているのではないかと。コミックマーケットのように同人がメインではなく、またAnimeJapanのように企業ブースやステージがメインではなく、いろんな要素がそれぞれ同じくらい盛り上がっている、本当にアニメの総合的なお祭りなのがアニメコンベンションです。

そのアニメコンベンションの中でも、世界的に見てもトップクラスの参加者と知名度を誇るのが、毎年7月上旬にアメリカ・ロサンゼルスで開催されているアニメエキスポです。
通年、アメリカ独立記念日である7月4日から4日間、ロサンゼルスの中心部にあるロサンゼルス・コンベンション・センターで開催されていて、この時期になるとアメリカ中のアニメファンが一気に訪れる一大イベントとなっています。


ガラス張りの建物にアニメビジュアルと「WELCOME TO ANIME EXPO」の文字、もしかしたら見たことある人いるのではないでしょうか?
また先述した通り、日本人にも知られているイベントです。
というのも、アニメエキスポは日本からのゲストが非常に多く、日本より先に新情報が発表されることが多いから。

2019年であれば、世界的にも評価の高いアニメ「AKIRA」の新アニメ化がすごく話題になりましたね。

【関連記事】「AKIRA」新アニメ化プロジェクト、舞台となった“2019年”に発表! 大友克洋監督の新作映画も制作決定


オープニングセレモニーの様子。ここがアニメエキスポで最も広く最も人の行き交う場所
アニメエキスポでは、一般参加の人に向けてチケットが1日券と4日通し券の2種類が用意されています。
イベント1日目はチケットを購入するだけで5時間以上待たされることがあるので、オススメは前日購入。


参加者の形態に関わらず、入場時はカードチェックあり。荷物検査も日本以上にしっかりと見られます。

■日本の人気企業がアニメエキスポを席巻!


アニメエキスポでは、非常に多くの企業ブースが集まります。
そのブースですが、ホール入場口に近ければ近いほどブース規模が大きくなり、奥へ行けば行くほどブース規模が小さくなります。

2019年では、企業ブースがメインに集まるEXHIBIT HALLの入場口にバンダイやアニプレックス、KADOKAWA、ポニーキャニオンといった様々なアニメ情報を発信する日本の企業が集まりました。
奥に行くにつれて、ウィッグやコスプレで使えそうな武器、アクセサリーや衣服、イラストを使ったグッズなども。企業ではありますが、どちらかというと同人のような雰囲気もあります。

また今回は企業ブースの勢いが強かったのか、あまり企業ブース出展のないENTERTAINMENT HALLにおいても『Fate/Grand Order』や『僕のヒーローアカデミア』
といった人気コンテンツのブースが出展しており、イベント自体の勢いを感じました。


2019年7月よりTVアニメ放送スタートの『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』を中心に展開していたHIDIVEブースでは、参加者がゲームをプレイすることで描き下ろし色紙やペーパーがもらえる企画を実施。
このグッズを求めて現地ファンが行列を作り盛り上がっていました。




カプコンのキャラクターが登場するスマホ向けカードゲーム『TEPPEN』ブース。『ストリートファイター』など海外でも人気の高い作品が数多く関わっているということと、アニメエキスポで初出し情報だったこともあって、会場の注目度はトップクラスでした。


中国発のスマホゲーム『アズールレーン』のブースでは、物販を中心に大人気。アメリカ住まいのアジア人に好まれるのかと思いきや、人種関係なく非常に人気が高かったです。


アニプレックスブースではスマホゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか マギカ外伝』のブースを中心に展開。
ロサンゼルス市内を巨大ラッピングバスが走り、ロサンゼルス一等地には巨大広告が掲示されるなど、今回のアニメエキスポにおいて最も目立ったコンテンツでした。


Cygamesブースでは、注目の対戦格闘ゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス』の体験コーナーを実施し、こちらも大人気。
手前はアメリカのCygamesブース公式コスプレイヤー、チーム・ローアインのみなさん。"チャラ男"として知られるキャラクターで、ゲーム中に「ウェーイ」のセリフをよく語る彼らと同様、チャラさ全開のコスプレを見せてくれました。



→次のページ:何このブース…日本じゃ見られないブースの数々
《だい》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集