『機動戦士ガンダム』第28話「大西洋,血に染めて」は、前話で戦争を通して出会ったカイとミハルが、戦争によって引き裂かれてしまう様子が描かれた回。その後のカイに大きな影響を与えるエピソードです。
古川さんは2月24日、「ファースト、28話だけとってあった。カイを演じた身としては、やはり印象に残った回だったんだと思う」というコメントと共に、第28話の台本の写真を投稿。
あわせて、「青や緑の書き込みは、絵コンテのタイミング撮りの様な動画で、青い線が出ている間にカイが喋る、緑の線が出ている間にミハルが喋る、という書き込みだった」とも綴っています。
ファースト、28話だけとってあった。カイを演じた身としては、やはり印象に残った回だったんだと思う。青や緑の書き込みは、絵コンテのタイミング撮りの様な動画で、青い線が出ている間にカイが喋る、緑の線が出ている間にミハルが喋る、という書き込みだった。 pic.twitter.com/YfXRXlqdYd
— 声優・古川登志夫 (@TOSHIO_FURUKAWA) 2019年2月25日
このツイートに対し、ファンからは「古川さんがこれを大事に持っていたというエピソードだけでもう涙がでてくる」「この話の台本を古川さんが保存されていた事に、1ガンダムファンとして感動を禁じ得ません」「初めて見たのは小学生の時でしたが、その時からカイさんが好きでガンキャノンも大好きなので、台本見れて嬉しいです」「この回は本当に泣けました。そして、ジャブローでのカイの台詞で、再び泣きました。名演技でした」と、思い思いの感想が届きました。
また、アニメ『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』のキャラクターデザインや、マンガ『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのメモリーより-』を手掛けたマンガ家・ことぶきつかささんも「これはとても貴重です!」と返信。
これを受けて古川さんは「ファーストでは、残っているのがこれ一冊だけなんですよねえ。今も変わらぬ自分の台本チェックの雑な書き込みが笑えます」と語っています。
『機動戦士ガンダム』
(C)創通・サンライズ