劇場版「ダンまち」松岡禎丞&水瀬いのり&坂本真綾らキャスト陣が語る見どころは? 舞台挨拶レポート | アニメ!アニメ!

劇場版「ダンまち」松岡禎丞&水瀬いのり&坂本真綾らキャスト陣が語る見どころは? 舞台挨拶レポート

『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ―オリオンの矢―』の公開初週舞台挨拶が2月16日、東京都・新宿ピカデリーにて開催された。

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『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ―オリオンの矢―』の公開初週舞台挨拶が2月16日、東京都・新宿ピカデリーにて開催された。

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同日は、松岡禎丞(ベル・クラネル役)、水瀬いのり(ヘスティア役)、坂本真綾(アルテミス役)、内田真礼(リリルカ・アーデ役)、細谷佳正(ヴェルフ・クロッゾ役)、 斉藤壮馬(ヘルメス役)、大西沙織(アイズ・ヴァレンシュタイン役)らキャスト7人、そして応援に駆け付けた人気コスプレイヤーのえなこが登壇した。


本作は、アニメ化やスマホアプリなど幅広いメディアミックス展開をしてきたシリーズ累計1000万部突破のライトノベルが原案。原作者・大森藤ノ氏による完全オリジナルストーリーで、迷宮都市オラリオにやってきた主人公のベル・クラネル、女神ヘスティア、女神アルテミスの3人を中心に新たな冒険を描く。

■4年ぶりの新作アニメーション


2015年に放送されたアニメ第1期から数えて、4年ぶりのアニメーション収録に対し、松岡は「最初、どうなるかな?と思いましたけど、収録が始まった瞬間に杞憂に終わりましたね。このチームだからできるんですよ」とチームワークの良さを語った。

水瀬はアニメ第1期のオーディションを受けた時は高校生、演じている時は19歳だったと振り返り、23歳になった今も役を演じられる喜びを伝えた。また、本作ではこれまでコミカルに描かれることが多かったヘスティアの新たな一面を見られるとアピール。
本作の見所であるベル、ヘスティア、アルテミスの三角関係を挙げ、「彼女にとってはどっちも大切なので、ヘルメスの前で弱気になるところを見せるなど、一人の女の子としてまだまだ知らない所があるんだなと思いました」と語った。

■シリーズ初参加となる坂本真綾


坂本はオファーを頂いた時に、他のキャスト陣とくだいぶ年齢差があると恐縮していたそう。仲の良いチームに入っていくのは緊張したものの、水瀬たちがたくさん話しかけてくれたことで、溶け込むことができたと感謝を述べた。

本作の役柄のアルテミスからベルをどう見ているかを訊かれ、「ヘスティアは最初、アルテミスの変貌に驚いていましたけど、女の子らしいアルテミスも偽りの姿ではなく、それまで強い女性であろうとしていたので出せなかった姿だと思います」と、ベルの前では普通の女の子としていられたのではないかと述べた。

■劇中でベルのパーティーメンバーを演じる内田真礼と細谷佳正




内田は、「長い期間同じメンバーでやって来たからこそ、キャラの活き活きとした姿がものすごく感じられる。新キャラのアルテミスがいることにも違和感がありませんでした。皆がキャラクターとリンクしている感じが、音声としても伝わるんじゃないかと思います」と劇中のキャラのやりとりに太鼓判を押した。

細谷は「非常に良い脚本だなと感じました」と絶賛。同じパーティーとして団体行動を取っているシーンでは、間を埋めるために何かしら適当なセリフを割り振るのがおかしくないのに、今作では全てに意味のあるセリフが割り振られていることを推した。

■劇場版は音楽もおすすめ


大西は、他のキャストより先に単独収録したため、声が付いて完成した映像を見たのは試写会が初めてだったという。観終わって号泣するほどストーリーが素敵だとアピールしつつ、アニメ第1期からずっと音楽を制作している井内啓二氏の音楽を絶賛。「映画を2回、3回と観る上で音楽にも注目して頂きたい」と呼びかけた。

斉藤は今作では演じるヘルメスの出番が多いことを挙げ、「今回は頭からお尻までヘルメスの策略がめぐらされている。本当にロマンあり、笑いありでこんなに贅沢な時間があって良いのかというくらいでした」とやり甲斐を感じたようだ。

■アニメ第2期は2019年夏放送予定



公式提供

最後はアニメ第2期の放送予定が発表。今回の劇場版が第1期と第2期の間の出来事であることも踏まえ、松岡は「原作にはないオリジナルの女神様が現れて、ベルがものすごく辛い思いをして前に進んでいく。演じる我々も命を賭けて声を吹き込ませて頂いたので、何回も足を運んで頂きたいと思います」と呼びかけた。
《乃木章》
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