映画『この世界の片隅に』などで知られる渕須直監督が、ラジオ番組「未来授業」の5月7日~5月10日放送回に出演決定。番組では、先ごろ亡くなった高畑勲監督に関するさまざまな話題が展開していく。片渕監督は、『セロ弾きのゴーシュ』で高畑監督と出会い、その後『リトル・ニモ』で演出助手をつとめた。「基準はすごく高いところにあり、大変厳しい方」だったという高畑監督について、「戦後、 商業的にアニメーションを大きく広げていこう、 という状況の中で、 高畑監督はもっと普遍的なテーマを持ったアニメーションができるのでは?と探っていました」と回想。また、片渕監督は高畑監督の代表作『火垂るの墓』に対して、「冒頭の空襲の状況、その場に立つと空襲がどう見えるのか、ものすごくきちんと描かれている。戦争を経験した高畑監督自身の経験からなのだと思います」と言及。一方、何事も言語化する高畑監督が、片渕監督の『マイマイ新子と千年の魔法』を観た時には何も言わずに肩をポンと叩くという“感想”があったといい、それをどう受け止めたのかについても語られる。番組ではこのほかにも、「宮崎駿監督と高畑監督について」、「『この世界の片隅に』と『火垂るの墓』に共通する『戦争を描くということ』」などの話題に触れる。片渕監督出演の「未来授業」は、5月7日~5月10日の19時52分よりTOKYO FMにてオンエア。『未来授業』月~木 19:52~20:00放送放送局:TOKYO FM
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