このたび2017年11月1日から2018年1月8日にかけて、東京・森アーツセンターギャラリーにて「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」が開催されることが決定した。村上隆ほか国内・海外で活躍する現代アーティストたちが、『ドラえもん』をモチーフとしたアート作品を描き出す。藤子・F・不二雄原作の『ドラえもん』は1970 年の誕生以来、日本中にたくさんの夢を届けてきた。現在世界を舞台に活躍しているアーティストたちの中にも、同作と出会い夢を膨らませてきた方々が数多く存在している。このたびの「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」はそんなアーティストたちに向けた、「あなたのドラえもんをつくってください」という依頼からスタートしたもの。展覧会にはこのコンセプトに共鳴したアーティストが集い、『ドラえもん』への思いが詰まった世界にひとつだけの新しいアート作品を生み出していく。同展には国内・海外で活躍する現代アーティストたちの参加が決定。2002年に開催された「THE ドラえもん展」にも出展していた蜷川実花、福田美蘭、村上隆、森村泰昌(今回はコイケジュンコと共同制作)のほか、会田誠、梅佳代、小谷元彦、鴻池朋子、佐藤雅晴、しりあがり寿、西尾康之、町田久美、Mr.、山口晃、渡邊希ら15組が発表されている。前回出展された作品も展示予定となっており、更なる参加者についても決定次第告知されるという。参加アーティストの選定や企画・監修を手掛ける美術史家・山下裕二氏(明治学院大学教授)は「2002年の「THE ドラえもん展」から15年。満を持して開催される続編が、今回の「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」である」としたうえで、「思えば、この間に日本の現代アートシーンは、大きく裾野を拡げた」と見る。「前回の出品作家で、その後さらなる活躍を続ける人が再び新作を出品してくれることが嬉しい。さらに、この15年の間に目覚ましい成長を遂げた作家を選び、制作を依頼した。彼らはまさにドラえもん世代といえるだろう」とコメントし、「国民的キャラクターと、最先端の現代アートとのコラボレーションに、多くの観客が瞠目されるにちがいない」との期待を寄せた。「アート」が『ドラえもん』と出会う、その特別な瞬間を堪能できる展示会となりそうだ。「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」開催期間: 2017年11月1日(水)~2018年1月8日(月・祝) 会期中無休会場: 森アーツセンターギャラリー(C) THE ドラえもん展 TOKYO 2017 実行委員会 All rights reserved.
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