3月25日、東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan2017 GREENステージにて、『ひなこのーと』スペシャルステージが行われた。このステージイベントには4月から放送がスタートする本作のメインキャストであるM・A・O、富田美憂、小倉唯、東城日沙子、高野麻里佳、吉田有里の6名が登場し、作品の魅力を伝えた。まず話題になったのは、全員が共通のジャージ姿で登壇した中、1人だけメイド服姿を見せた小倉だ。このメイド服は小倉が演じる柊真雪をイメージしたもので、このイベントのために作った特別な衣装だという。小倉がステージの中央でくるりと回ると、会場からは「かわいい!」という声援があがっていた。本作は「コミックキューン」にて連載中の4コマ漫画を原作とするアニメ。口下手であがり症の主人公・桜木ひな子が、自分を変えるため憧れの演劇部がある高校へ進学。下宿先であるアパート「ひととせ荘」の仲間と交流を深めていく。ステージでのトークはキャスト陣が演じるキャラクターに関する話題で盛り上がる。M・A・Oが演じる桜木ひな子は、口下手だが前向きで、話数を重ねるごとに魅力が増していくキャラクターだという。富田が演じる夏川くいなは本が大好きな女の子。しかし本が好きすぎて、しばしば食べてしまうこともあるそうだ。そのため富田は、アフレコでも咀嚼音を録っているほうが多いと語っていた。小倉が担当する柊真雪はひととせ荘にある喫茶店で働いている人物。小倉によると仕草がかわいいキャラクターとのことで、エンディングの映像にも注目してほしいという。東城が演じる萩野千秋はひととせ荘の大家で、いつもみんなを見守っている存在。高野演じる中島ゆあは女優志望で、ひなこのことをライバル視しているという。最後に吉田が務める黒柳ルリ子は、この中で最年少になる9歳の女の子。しかし年齢に似合わず、クールビューティーな一面があるそうだ。イベントの後半ではキャスト陣による「劇団ひととせ」結成式が行われた。「劇団ひととせ」は、今後定期的な特番を重ねてひとつの演劇を完成させる企画だ。そして今回は最初の企画として、女装演出家・佐野バビ市のもと公開オーディションが行われた。演劇の題材となったのは「桃太郎」。オーディションではキャスト陣が桃太郎に扮し、犬を家来にするシーンをアドリブ芝居で演じきることになる。吉田は犬に悩みを打ち明けたと思えば、千秋は面接風の会話をアドリブで進めていく。小倉は鬼退治に行きたくない、消極的な桃太郎を熱演して会場の笑いを誘った。全員が個性的な演技を見せたが、その中で桃太郎役にふさわしいと選ばれたのは小倉だった。小倉が演じたのは一番頼りない桃太郎だったが、だからこそみんなで立派な桃太郎に育てるストーリーに期待してとのことだ。これから先「劇団ひととせ」はどのような話題を振りまいてくれるのか、本編はもちろんキャスト陣の活躍にも期待が高まるイベントとなった。AnimeJapan 2017ビジネスエリア:2017年3月23日(木)~3月24日(金)メインエリア:2016年3月25日(土)~3月26日(日)会場:東京ビッグサイト
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