TAAF2017開幕 オープニングセレモニーに神山健治監督、前川陽子ら登壇 | アニメ!アニメ!

TAAF2017開幕 オープニングセレモニーに神山健治監督、前川陽子ら登壇

アニメーション作品の振興を目的とした国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2017」が、3月10日から13日まで池袋にて開催。10日にオープニングセレモニーが行われ、神山健治監督、歌手の前川誉子らが登壇した。

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アニメーション作品の振興を目的とした国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2017(以下、TAAF)」が、3月10日から13日まで池袋にて開催される。10日にオープニングセレモニーが行われ、オープニング作品に選ばれた『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』の神山健治監督、アニメ功労部門にて受賞が決定している歌手の前川陽子(誉公)らが登壇した。

始めにフェスティバルディレクターの竹内孝次氏が開催概要について説明。今回のTAAFはアニメ功労部門、アニメオブザイヤー部門、コンペティション部門と、大きく3つに分類され、これは過去・現在・未来を象徴するものになるだろうと竹内氏は語る。コンペティション部門には長編短編をあわせると700作品近い応募があり、「世界中の“今”を集め、未来を見つけていきたい」と4日間の開催に向けて意気込みを話した。
次にオープニング作品を務める『ひるね姫 ~ワタシの知らない物語~』より神山健治監督が登壇し、「こうして期待を持っていただけるのがありがたいです」と喜びの言葉を綴った。作品に登場する変形ロボットのハーツも応援に駆けつけ、神山監督は「劇中でオートバイに変形するハーツの活躍にも期待してください」とコメントした。
開催地より高野之夫豊島区長は、「関係各位のご尽力に心から感謝します」と挨拶を述べた。池袋では今後、TIFFCOM2017の開催も控えており、「池袋から世界に向けてアニメーションの新たな波を生んでいきたい」と国際アートカルチャー都市としての池袋についてもアピールした。

続いて歌手の前川陽子が登場し、代表曲である「リボンの騎士」を披露。オープニングセレモニーを華やかに彩った。前川は、キュートでパンチのある歌声でアニメ・特撮・CMの名曲を多数歌い上げ、ジャズとアニメソングを融合させた“JANIME”の女王として今回、アニメ功労部門に選ばれた。前川は「12歳の時に「ひょっこりひょうたん島」を歌いました。賞をもらうというのは初めてで、本当に嬉しいです」喜びを語る。「キューティーハニー」を歌唱し、さらに「嬉しくて言葉にできないので歌います」と「ひょっこりひょうたん島」をアカペラで歌い、会場からは大きな手拍子が上がった。

実行委員で東京都産業労働局観光部長の坂本雅彦氏は今回の開催に際し、「今年は日本にアニメーションが生まれて100年になる年。次の100年後に向けて、自分たちは後押しをしていく役目もある」と述べ、今年から新たに設けたこどもアニメーション部門、さらにはアニメーションを使った観光振興にも積極的に取り組んでいく姿勢を話した。
最後に石川和子実行委員長が「素晴らしい才能が集まります。どうぞ楽しみにご参加ください」と開催を宣言し、登壇者全員によるテープカットが行われた。
《奥村ひとみ》
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