「あしたのジョー」「ガンダム」アニメーター・金山明博の原画展 岡山にて開催 | アニメ!アニメ!

「あしたのジョー」「ガンダム」アニメーター・金山明博の原画展 岡山にて開催

アニメーター・マンガ家の金山明博の仕事を振り返る原画展開催が決定した。5月2日から5月7日にかけて、岡山県倉敷市のギャラリー十露にて行われる。

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アニメーター・マンガ家の金山明博の仕事を振り返る原画展開催が決定した。5月2日から5月7日にかけて、岡山県倉敷市のギャラリー十露にて行われる。金山によるトークショーも予定しており、これまで携わってきたアニメやクリエイターの話を楽しめる。

金山明博原画展では『あしたのジョー』をはじめ、多彩な作品の原画や色紙などが展示される。ラインナップは毎日入れ替えがあり、一部は来場者に向けて販売される予定だ。5月4日にはチャリティーサイン会を実施。同日にはトークショーも予定しており、手塚治虫ややなせたかしなど、一緒に作品を手がけてきたクリエイターの裏話も飛び出しそうだ。
現在公開中のイラストでは『あしたのジョー』の矢吹丈や力石徹、『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルなどが描かれている。迫力ある描線で表現されたキャラクターを会場で堪能したい。原画展は入場無料。5月2日から7日まで開催される。

金山明博は1939年生まれ。19才のときに劇画誌「摩天楼」に投稿した『曲がり角』でマンガ家デビュー。「冒険王」「少年画報社」「少年マガジン」などで連載を持つようになる。26才のときに虫プロダクションに入社して、『ジャングル大帝』の動画でアニメーターとしてのキャリアをスタート。『あしたのジョー』では荒木伸吾や杉野昭夫とともに作画監督を務めた。
虫プロ倒産後の1976年には日本サンライズ(現・サンライズ)の作品に契約スタッフとして参加。『超電磁ロボ コンバトラーV』や『超電磁マシーンボルテスV』で作画監督、『闘将ダイモス』や『未来ロボ ダルタニアス』でキャラクターデザイン・総作画監督を務めた。その後も『重戦機エルガイム』『機動戦士Zガンダム』『鎧伝サムライトルーパー』などの人気作に参加した実績を持つ。
1999年からはアニメ専門学校の常任講師となり、アニメーター志望の学生たちへの指導に専念。2004年に65歳で講師を退職してからはフリーとして創作活動を続けている。

金山明博原画展
開催:2017年5月2日~5月7日 10時~18時(最終日は15時まで)
会場:岡山県倉敷市本町3-9美観地区(大原美術館近く)ギャラリー十露JUROU(別館)
入場:無料
《高橋克則》
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