「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」最速上映会にて監督と永井豪のスペシャル対談決定 | アニメ!アニメ!

「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」最速上映会にて監督と永井豪のスペシャル対談決定

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグの最速上映会にて監督と永井豪のスペシャル対談決定した。

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1975年日本で放送されたアニメ『鋼鉄ジーグ』。永井豪の原作を元にサイボーグとなった青年・宙が巨大ロボ鋼鉄ジーグとなって邪魔大王国と戦うというハードな展開が人気を呼んだ本作は、1979年にイタリアでも放送され大ヒットを記録した。
そんな本作を重要なモチーフとしたイタリア映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』。初日公開の5月20日にさきがけ、3月6日に最速上映会が行われることが決定。そこで原作者である永井豪と監督であるガブリエーレ・マイネッティのスペシャル対談が行われることも発表された。

巨大ロボ鋼鉄ジーグは主人公司馬宙が、頭部に変形し、支援機であるビッグシューターから射出された体のパーツに磁力によって合体して完成するというシステムだ。さまざまなパーツを組み合わせることで状況にあらゆる状況に対応するという仕組みが男児たちの心を掴んだ。またサイボーグの改造されてしまった宙の葛藤が描かれ、ドラマチックな展開も多くのファンを引き付けている。

そんな本作を愛したひとりが『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の監督であるガブリエーレ・マイネッティだ。マイネッティはニューヨークのティッシュ・スクール・オブ・アートで、演出、脚本、撮影も学んだ。演技のキャリアは舞台から始まり、映画やTVで重要な役どころを演じるようになる。本作は長編デビュー作となり、オリジナリティ溢れるエンターテインメントと高評価を受け、2016年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で最多7部門受賞、イタリア・ゴールデングローブ賞で作品賞を受賞、そしてシルバー・リボン賞で2部門を受賞する大躍進を見せた。ダークヒーローの活躍を描き、遠い異国でありながら「永井豪イズム」を受け継いだ彼が、原作者である永井豪といかなるトークを繰り広げるのか、興味は尽きないところだ。

永井豪がいる日本でしか行えない本イベント。永井豪ファン、そして映画ファンにとっても必見のイベントとなりそうだ。

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』
2017年3月6日公開

(C) 2015 GOON FILMS S.R.L.Licensedby RAI Com S.p.A. ‐Rome, Italy. All rights Reserved.
《尾花浩介》
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