実写化ドラマ「銀と金」 主題歌はカリスマ覆面バンド・amazarashi | アニメ!アニメ!

実写化ドラマ「銀と金」 主題歌はカリスマ覆面バンド・amazarashi

連続ドラマ初主演を果たす池松壮亮、そして原作者・福本伸行推薦のリリー・フランキーら日本映画界を代表する豪華キャストで贈るテレビ東京・土曜ドラマ24「銀と金」。このほど、本作の主題歌に、本人の露出が一切ない

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連続ドラマ初主演を果たす池松壮亮、そして原作者・福本伸行推薦のリリー・フランキーら日本映画界を代表する豪華キャストで贈るテレビ東京・土曜ドラマ24「銀と金」。このほど、本作の主題歌に、本人の露出が一切ない中で独自の世界観が話題を呼んでいるロックバンド「amazarashi」の「ヒーロー」が決定。合わせて、強烈なインパクトのキービジュアルも解禁となった。

うだつの上がらない森田鉄雄(池松壮亮)は、何事も上手く行かず、やり場のない怒りをギャンブルに逃げることで発散していた。負けが続く素寒貧の森田は、競馬場で裏社会を仕切る大物フィクサー、平井銀二(リリー・フランキー)に出会う。銀二の悪党ぶりと、億を超える大金をたやすく手に入れる天才的な才能に憧れ、「銀を超える金(キン)と呼ばれる人間になりたい」という志を抱き、欲望渦巻く裏社会へ足を踏み入れる鉄雄。悪党たちが巣食う裏社会で、大金を手にするために命を懸ける「悪」vs「悪」の心理戦。果たして、一文なしの鉄雄は、大金を手にし、大物フィクサー“銀王”こと銀二を超えられるのか…?

本作は、何事もうまくいかず、ギャンブルに逃げていた青年が、“金がすべて”の裏社会を仕切る大物フィクサーと出会い、欲望に踊らされる悪の紳士たちを、経済的にも精神的にも粉砕させたうえ、多額の金を奪い取る魑魅魍魎のブラックエンターテインメント。

そのテーマは、巨額の金額を賭けた“怒涛の心理戦”。標的とするのは、銀行、大企業、資産家…そして、政治家たち。我欲むきだしの権力者たちから、何千万、何億、何百億という金をあらゆる手段で奪い取る。胃を締め付けられるような緊張感と、心臓が飛びだすかのような大どんでん返し。「カイジ」「アカギ」の漫画家・福本伸行が描く、命を懸けた攻防戦を圧倒的な世界観で映像化する。

そんな本作で主題歌に起用されたのが、ロックバンド「amazarashi」。青森県在住の秋田ひろむを中心として結成された彼らは、日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、“雨ざらし”だが「それでも」というところから名づけられたという。「アンチニヒリズム」をコンセプトに掲げ、絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持つ。2月にリリースされたフルアルバム「世界収束二一一六」はオリコンアルバム ウィークリーチャート4位にチャートイン。CGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使したミュージックビデオでは文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞するなど、国内外で高く評価されている。

「amazarashi」の秋田さんは、本作に対し、「僕は悪党に憧れます。社会から逸脱することもいとわず、無限の欲望や野心を原動力に、刹那的に疾走する人間たちに憧れます。このドラマの彼ら彼女らは僕にとってのヒーローです」と、主題歌のタイトルに掛けてコメント。「悪党たちの息もつかせぬ化かし合い、出し抜き合い。社会を裏側から覗いた人間たちの凄味ある人生哲学。そして何よりかっこいい悪党たち。この物語に僕らの楽曲を採用していただき、とても光栄に思っています。僕らの楽曲が、このドラマを彩る一助になれるよう願っています」と語る。

彼らの美しくも残酷な音楽やメッセージ性の強い歌詞などが、強い説得力を持ちながら観る者の痛烈に心に突き刺さること間違いなし。力強くて、でも純粋で繊細なボーカルと美しいピアノの旋律、そしてその詩の世界が、心がざわざわする本作をいっそう盛り上げることになりそうだ。

「銀と金」は2017年1月7日(土)より毎週土曜深夜0時20分~テレビ東京系にて放送。※Amazonプライム・ビデオにて放送1週間前の1月1日(日)0時から独占先行配信。

池松壮亮主演ドラマ「銀と金」主題歌にカリスマ覆面バンドamazarashi

《text:cinemacafe.net》
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