映画『ウォークラフト』が、7月1日に日本公開となる。ブリザード・エンターテイメントが1995年にPC向けに発売、その後、続編も第3弾まで発売されたゲームを題材にしている。ゲームのほうは3部作ともに世界的大ヒットを記録した。新たに製作された大規模多人数同時参加型オンラインRPG『ワールド・オブ・ウォークラフト』も登録者最多のMMORPGとしてギネス世界記録に認定されるなど、圧倒的な支持を受けている。今回の映画では、ゲームの世界観を完全再現する。『ジュラシック・ワールド』でユニバーサル・スタジオとタッグを組んだレジェンダリー・ピクチャーズが製作を担当した。また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の圧倒的なVFX効果を生み出したILM(インダストリアル・ライト&マジック)が特殊効果に参加し、美しい映像をスクリーンで再現する。剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が、国や一族、そして愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語が描く。そしてデビット・ボウイの息子であり、『月に囚われた男』、『ミッション:8ミニッツ』で独自の世界観を描き高い評価を得たダンカン・ジョーンズがメガホンを取る。ダンカン・ジョーンズは「これは『アバター』であると同時に『ロード・オブ・ザ・リング』のような物語でもある。とても、とても壮大な映画です」とコメントしている。映像だけでなくストーリーでも期待できることを窺わせる。また、本作の壮大な世界観と、種族間の争いを表現したポスター・ビジュアルも公開となった。青色のヒューマン、赤色のオークの2色に大きく分かれ、ヒューマンの騎士ローサ―、オークの戦士デュロタンを中心に描いている。その下には魔法使い、守護者、ハンマー使い、そして物語の鍵を握るヒューマンとオークの混血種などの姿が勢揃いしている。ポスターの中心には「それは生きるための選択。」という言葉もあしらわれ、彼らの生きるための選択、そして戦闘を表現している。『ウォークラフト』は7月1日より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショーだ。『ウォークラフト』(c) Universal Pictures
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