2015年12月18日に公開された「スター・ウォーズ」シリーズ10年振りの新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、事前の予想どおりの快進撃を続けている。観客動員の多い年末年始には、本作を観るために映画館に訪れた映画ファンも多かったようだ。公開から17日目となった2016年1月3日までの興行収入は、早くも63億9980万円に達成した。累計動員数は414万人と400万人の大台を超えた。公開3週目の週末興行成績は興行収入8億2,265万円、動員は52万1,980人だった。週末興行収入は3週連続1位となった。作品のムーブメントは、本国の米国ではさらに大きい。公開から3週間で、『タイタニック』を抜いて米国興収歴代2位となっている。歴代1位の『アバター』も1週間以内に抜くと見込みで、米国映画史上で最もヒットした映画になると見られている。国内での大ヒットは従来の「スター・ウォーズ」ファンの獲得に加えて、大掛かりなイベントや旧世代の熱狂を見た新しい世代が劇場に足を運んだことにありそうだ。さらにそこから映画の面白さを知った人たちが、クチコミで人気を広げている。2015年12月31日の第66回NHK紅白歌合戦の登場もこうした話題づくりのひとつだ。配給によれば、劇場には旧シリーズのファンのほか、ファミリー層、学生グループ、カップルや女性客など幅広い層が見られるという。映画館での熱狂はいま暫く続きそうだ。さらに映画を盛りあげる特別番組が、1月5日20時からNHKで放送される。「ハリウッド 映像王国の挑戦~“スター・ウォーズ”とILMの40年~」とタイトルして、映画製作の舞台裏を紹介する。これはNHKが世界で唯一、制作スタジオのILMにカメラ潜入を許された独占取材となっている。本作に関わった日本人アーティストも登場する。映画を観た人も、これから観る人も楽しめそうだ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』12月18日(金)より全国公開中配給ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
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