富士見ファンタジア文庫が主催するライトノベルの名門コンテスト、ファンタジア大賞の受賞作が決定した。選考の結果、天城ケイの『アサシンズプライド』が大賞を受賞した。ファンタジア大賞に大賞受賞作品が選ばれたのは『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』(著:羊太郎)以来2年ぶりとなる。ファンタジア大賞は1989年にファンタジア長編小説大賞としてスタートした。ここから多くのライトノベル作家が生まれており、老舗のコンテストとして知られている。神坂一、秋田禎信、榊一郎、諸星悠らを輩出している。大賞がない年も多いファンタジア大賞だけに、大賞受賞の『アサシンズプライド』と作者の天城ケイには大きな期待がかかりそうだ。2016年1月20日には、早速、本作が発売される。その他受賞作は、金賞に『非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……』(著:滝沢慧)、銀賞に『帰宅戦争 帰りたいんだけど戦争起こしてもいい?』(著:鬼火あられ)、『イグニッション・ブラッド 暁の英雄』(著:亜逸)、審査員特別賞に『姫騎士はオークにつかまりました。』(著:霧山よん)が選ばれた。第28回ファンタジア大賞スペシャルサイトも11月20日にオープン。受賞作のあらすじやイラストなどが見られるほか、試し読みもできるようになっている。また、同サイトでは「WEB読者賞総選挙」が行われており、お気に入りの作品に10~500ポイントを投票をすることができる。最多ポイント獲得作品には「WEB読者賞」が贈られる。さらに各作品は一定以上のポイントを獲得すると「ゲーム化」や「ボイスドラマ化」を行うという"公約"が掲げられているので興味のある作品に投票するのもいいだろう。[受賞作一覧] 大賞 『アサシンズプライド』 金賞 『非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……』 銀賞 『帰宅戦争 帰りたいんだけど戦争起こしてもいい?』 銀賞 『イグニッション・ブラッド 暁の英雄』 審査員特別賞 『姫騎士はオークにつかまりました。』
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