「日中韓学生アニメーションフェスティバル2015」開催 国境を越えた若手作家にフォーカス | アニメ!アニメ!

「日中韓学生アニメーションフェスティバル2015」開催 国境を越えた若手作家にフォーカス

12月26日、27日に金沢21世紀美術館 シアター21にて、「日中韓学生アニメーションフェスティバル2015」が開催される。日本、中国、韓国のの短編アニメーションを紹介する。

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12月26日、27日に金沢市の金沢21世紀美術館 シアター21にて、「日中韓学生アニメーションフェスティバル2015」が開催される。イベントでは、日本、中国、韓国の東アジア3か国の最新の短編アニメーションを紹介する。
学生の作品を中心に、普段は観る機会の少ない作品が上映される。また、日本、中国、韓国の学生による共同制作の成果発表や、若手監督のトーク、アニメーション教育についての国際的なシンポジウムも予定している。

「日中韓学生アニメーションフェスティバル2015」は文化庁「日中韓学生アニメーション共同制作等事業」の一環として行われる。公益財団法人ユニジャパンと東京藝術大学が共催し、映像芸術分野におけるネットワークの強化や、国際的視野を持った人材の育成、そして日中韓の文化交流促進を目指す。
二日間にわたるプログラムでは、韓国の長編アニメーション『ウリビョル1号とまだら牛』が上映される。『ウルフ・ダディ』で日本でも注目を浴びたチャン・ヒョンユン監督の最新作である。
中国の短編アニメーションでも『コップの中の子牛』『夕化粧』など、すでに日本でも評価の高い作品が上映される。世界の映画祭で受賞経験を持つ作品も多い。監督のトークショーでは創作秘話や作品に込めた思いなどを聞くことができそうだ。

日中韓学生アニメーション国際共同制作(Co-Work)2015の成果発表会として、東京藝術大学、韓国芸術総合学校、中国伝媒大学の学生たちが共同制作した作品を上映する。日中韓の大学教員によるシンポジウム「映像表現分野における国際的教育のあり方」では、日本から金沢美術工芸大学、東京藝術大学、中国から中国伝媒大学と北京電影学院、韓国から韓国芸術総合学校と中央大学が参加する。
「日中韓学生アニメーションフェスティバル2015」は入場無料。プログラム内容やタイムスケジュールは公式サイトに記載されている。中韓のエネルギッシュな若手作家や、将来のアニメーション界を担う学生たちの作品を堪能したい。
[高橋克則]

「日中韓学生アニメーションフェスティバル2015」
http://animation.geidai.ac.jp/jcksaf/
主催: 文化庁、公益財団法人ユニジャパン、東京藝術大学
後援: 金沢市
[参加大学]
韓国芸術総合学校、中央大学(韓国)、中国伝媒大学、北京電影学院(中国)、金沢美術工芸大学、東京藝術大学(日本)
会期: 2015年12月26日(土)10時-17時半、27日(日)10時-16時
会場: 金沢21世紀美術館 シアター21

[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]
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