雨宮慶太が手掛ける特撮作品『牙狼<GARO>』は、2005年に初放送されて以降約10年続くロングヒットシリーズである。このシリーズから派生したキャラクターが主人公の映画『媚空』の、2015年11月新宿バルト9ほかでの公開が決定した。シリーズの原作者である雨宮慶太が総監督を務め、映画、舞台、ミュージカルと多方面で活躍する女優・秋元才加が、主役の媚空を演じる。本作は、『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』の人気キャラクターである、媚空を主人公にしたスピンオフ作品だ。媚空を演じた女優・秋元才加の演技に惚れ込んだ雨宮監督は、彼女を主役に据えた作品を撮りたいと熱望していたという。主人公の媚空は、闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する闇斬師(やみぎりし)である。“魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうか確かめよ”という指令を受けた媚空は、入心の術を用いてウサミの心の中=精神世界へと突入する。しかしそこには、媚空の想像とは違った状況が発生していた。ウサミの精神世界に異状を感じ取った媚空は、その真相を突きとめるべく、師匠である白海法師を訪ねる。しかしこれが、深く暗い闇への入口であることを媚空はまだ知らなかった…。本作ではシリーズの原作者である雨宮慶太が総監督に就任し、入心の術を初めとして新しい映像表現に挑戦している。また大橋明が、監督とアクション監督を兼任する。主演の秋元才加は、AKB48に所属していた頃は「筋肉質アイドル」を自称する程に、高い身体能力を備えた女優だ。学生時代はバスケットボール部と陸上部を掛け持ちしていた経験もあり、そのアスリート並に鍛えられた身体で挑むアクションシーンに期待したい。媚空に憧れる魔戒法師の青年・代知(だいち)を、子役時代から演技力に定評のある須賀健太が演じる。さらに、媚空の師匠である白海(びゃっかい)法師をミッキー・カーチス、白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が演じる。いずれも実力派の演者達が、雨宮慶太の生み出した独特な世界観と映像美を形にする。『牙狼<GARO>』は『仮面ライダーBLACK』や『恐竜戦隊ジュウレンジャー』などを手掛けてきた雨宮慶太が、大人をターゲットとして創り上げた特撮作品だ。2005年のテレビ放送以来多くのファンの支持を獲得し、特撮ドラマの他にも全編フルデジタル3D映画やアニメ作品等、幅広い分野でシリーズ展開をしてきた。新しい映像表現に意欲的な監督が、本作でどんな映像を見せてくれるのかに注目したい。牙狼<GARO>10周年記念作品『媚空』 2015年11月 新宿バルト9他全国ロードショーhttp://garo-project.jp/原作・総監督: 雨宮慶太 監督・アクション監督: 大橋明 脚本:江良至 エグゼクティブ・プロデューサー: 二宮清隆出演: 秋元才加 須賀健太 朝倉えりか 伊藤かずえ ミッキー・カーチス 佐野史郎配給: 東北新社 特別協力: サンセイアールアンドディ 制作: 東北新社/オムニバス・ジャパン 製作: 東北新社(c)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
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