2015年5月15日に東映アニメーションが行った2015年3月期通期決算発表で、同社の中長期に向けた戦略が明らかにされている。このうち映像作品の新企画については、CGアニメが重視されていることが窺われる。 2014年にはセルルックのCGアニメ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』のスマッシュヒットが注目を集めたが、東映アニメーションによれば現在これに続くオリジナルCGプロジェクトを企画中だ。作品名や具体的な内容などは明かされていないが、『楽園追放』の成功モデルを継続的に続けていくとみられる。 さらにこれとは別に大型CG劇場作品の企画も進行中である。こちらは『キャプテンハーロック』や『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』の流れを発展させたものと見ていいだろう。現在ある国内アニメーション制作スタジオで最も古い歴史を持つ東映アニメーションだが、CG作品の企画・製作を積極的進めていることが分かる。