あさのますみ、畑健二郎も登壇「それが声優!」制作発表会 出演声優も明らかに | アニメ!アニメ!

あさのますみ、畑健二郎も登壇「それが声優!」制作発表会 出演声優も明らかに

4月28日、2015年夏より放送開始予定のテレビアニメ「それが声優!」制作発表会が開催された。原作者やスタッフ、キャストがトークを繰り広げた。

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4月28日、2015年夏より放送開始予定のテレビアニメ「それが声優!」制作発表会が開催された。「それが声優!」は、声優として活躍する浅野真澄さん(あさのますみ名義)が原案、「ハヤテのごとく!」で知られる漫画家・畑健二郎さんが作画を担当した同人誌を原作とする作品だ。
今回の制作発表会には、あさのさん、畑さんのほか、アニメの監督を務める博士池畠さんが登壇。また、MCはフリーアナウンサーの松澤千晶さんが担当した。

原案を担当するあさのさんは、自身が声優として経験したことを活かして本作を制作しているという。なかには「いかにして声優が振り落とされていくか」といった厳しい現実も描いており、これまで味わってきた苦汁も忠実に再現されているとか。
一方監督の博士さんは、これまでアニメに携わっていながらも、声優の世界をあまり知らなかったと話す。そのため、今なお勉強しながら制作に励んでいるとのことだ。

そもそもなぜ「それが声優!」が生まれたかというと、あさのさんが「同人誌を作りたい」と思いいたったことがきっかけだという。以前から声優が同人誌を出版する例はあったが、あさのさんはそれに刺激を受けた格好だったとのこと。
この考えをTwitterに投稿したところ、畑さんが反応を示し、2人で作ることになったそうだ。

アニメ化に関しては、畑さんがさまざまなアニメ会社に企画を持ち込んで、ようやく実現にこぎつけた案件であったことを明かしていた。大きな出版社の力を借りず、個人のみで活動していたため、とても大変な仕事であったと吐露する場面もあった。
そしてアニメを制作することになった博士さんは、原作を読んだとき「これはやるべき仕事だな」と感じたという。作中で新人声優がアルバイトをしているシーンは、特に感銘を受けたそうだ。
また、アニメ化となると気になるのが「あさのさんは声優として参加するのか?」という点だ。これについて登壇者は口を揃えて、「第1話を見てもらえれば分かると思います」と話していた。

続いては、本作に出演する声優陣が明かされた。自己PRが苦手な新人声優・一ノ瀬双葉役を高橋李衣さん、演技はもちろん歌って踊れるアイドル声優を目指す萌咲いちご役を長久友紀さん、5歳で子役デビューした経歴を持つ小花鈴役を高野麻里佳さんが務める。
会場には3人が登場すると、キャラクター紹介のほか、声優を演じることに対するこだわりなども話していた。さらに3人が登場する作中の一場面を生アフレコで再現する一幕もあった。

さらにこの3人がユニットを結成し、6月18日にシングル「耳の中へ」でデビューすることも発表に。
ユニット名はイヤホンズ。これは作中で一ノ瀬双葉、萌咲いちご、小花鈴が結成するユニット名と同じという、作品の世界観ともマッチしたネーミングになっている。

最後は登壇者全員が改めて挨拶を行い、アニメとユニットに対する意気込みを語った。また畑さんからは、6月18日に「それが声優!」アニメ化記念入門書がアニメイト、ゲーマーズ限定で発売となることも発表された。
同日には上述のシングル「耳の中へ」のほか、畑さんの代表作「ハヤテのごとく!」第45巻も発売される。この3点を同時購入すると、描き下ろしの「それが声優!×ハヤテのごとく!」コラボイラストA4クリアファイルが受け取れるとのこと。
アニメに期待する人はもちろん、「ハヤテのごとく!」にとっても見逃せない情報が飛び出したところで、発表会は幕を閉じた。

『それが声優!』
http://soregaseiyu.com/
《ユマ》
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