「BLAME! 端末遺構都市」弐瓶勉の傑作アニメ化、PV公開 まさかの「シドニアの騎士」劇中劇に | アニメ!アニメ!

「BLAME! 端末遺構都市」弐瓶勉の傑作アニメ化、PV公開 まさかの「シドニアの騎士」劇中劇に

弐瓶勉さんが、1997年から2004年までマンガ誌「アフタヌーン」で連載したハードSFマンガの傑作『BLAME!』が『BLAME! 端末遺構都市』としてアニメ化されることになった。

ニュース
注目記事
マンガ家・弐瓶勉さんが、1997年から2004年までマンガ誌「アフタヌーン」で連載したハードSFマンガの傑作『BLAME!』が『BLAME! 端末遺構都市』としてアニメ化されることになった。ファンにとってはビッグなニュースだが、この作品は同じ弐瓶勉さんの代表作『シドニアの騎士』のテレビアニメのなかの劇中劇として描かれる。
この情報は11月23日に、東京ドームシティ プリズムホールにて開催されたアニメ『シドニアの騎士』のプレミアムイベントで発表された。イベントではテレビアニメ新シリーズ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』の2015年4月放送開始、2015年映画『劇場版 シドニアの騎士』の2015年3月26日公開決定と共に明らかにされた。

『BLAME!』は、弐瓶勉さんが1995年にアフタヌーン四季賞で谷口ジロー特別賞した『BLAME』を発展させた作者の代表作だ。
作品の舞台となるのは極限まで発達したインターネット世界である。そこは超構造体に内蔵されたシステム(BIOS)に正規アクセスを制御する統治局により維持された理想の社会だった。しかし、破局が起こり人々はアクセス権を失い、セーフガードが駆除系で不正規アクセス者を排除する危険な世界に変わってしまう。探索者・霧亥(キリイ)は、統治局への再アクセスを可能にするために何千フロアも超構造体を放浪する。彼の目的は感染前のネット端末遺伝子だった。

『BLAME!』は、弐瓶勉さんらしいハードで綿密な物語構成が特徴となっている。作品はこれまでにも映像化されているが、今回はアニメ『シドニアの騎士』で最先端のデジタル映像を実現したポリゴン・ピクチュアズによるものというのが見どころだ。
劇中作のショートアニメとなるが、どういったシチュエーションで登場するのかは不明だ。2015年の初夏となる放送を心待ちにしたい。また、今回はショートアニメではあるが、今後のさらなる展開も期待したいところである。

『BLAME! 端末遺構都市』PV


『シドニアの騎士 第九惑星戦役』
http://www.knightsofsidonia.com

『シドニアの騎士 第九惑星戦役』
(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
(C)TSUTOMU NIHEI・KODANSHA/KOS PRODUCTION COMMITTEE
(C)TN・K/KOS

《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集