「ベイマックス」日本語版、エンドソングにAI 英語版「Story」で優しさを歌う | アニメ!アニメ!

「ベイマックス」日本語版、エンドソングにAI 英語版「Story」で優しさを歌う

『ベイマックス』の日本語版エンドソングが決定した。米国・ロサンゼルス生まれのアーティストAIが起用される。英語バージョンの「Story」を歌う。

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2014年12月20日に、全国公開となるディズニーの最新長編アニメーション『ベイマックス』の日本語版エンドソングが決定した。米国・ロサンゼルス生まれのアーティストAIが起用される。AIがこれまで未発表だった英語バージョンの「Story」を歌う。
AIが「Story」に込めるテーマは“優しさ”だ。『ベイマックス』は、主人公・ヒロの兄が残したケア・ロボットのベイマックスの優しさが物語の鍵となっている。そんなつながりから、「Story」のエンドソングの採用に結びついた。

AIは、2000年11月に「Cry, just Cry」でデビューした。その後は数々のヒット曲を世に送り出し、現在の日本の音楽シーンを代表するアーティストの一人となった。シンガーソングライターとしての能力は勿論、ライブやダンスパフォーマンスでも高い評価を受ける。
「Story」は代表曲のひとつだが、曲のテーマに感銘を受けたディズニーの担当者がAIに打診したところ未発表の英語バージョンが存在することが分かり、今回の試みになった。『ベイマックス』の世界を日本ならではの音楽で表現することになりそうだ。

今回の起用についてAIは、次のように喜びを語っている。
「ディズニー映画は小さい頃から大好きだったので、本当に嬉しいです!「Story」は、大切な人を想う気持ちを描いた、私にとっても大事な曲。亡くなった兄タダシの分身のようなベイマックスが、たとえ自分が傷ついてもヒロを一途に守ろうとする姿が、まさに私が「Story」で伝えたかった“無償の愛”と重なります。
また、私にも妹がいるので、自分と重ねて観てしまいました。人は、誰かとつながっている。決して一人じゃない…という「Story」のメッセージを、映画「ベイマックス」に乗せて再び世の中に贈れることを幸せに思います。」



英語版「Story」は、本編のエンドロールで使用されるほか、25日から劇場で上映される最新予告編のなかでも流れている。予告編は21日には、ディズニー公式サイトでも配信を開始した。ここで映画、そして楽曲の魅力を確認するのもいいだろう。
予告編では、ベイマックスとヒロの飛行シーンやアクションシーンも織り交ぜた。少しずつt明らかになってきた本編、そして今回発表された英語版「Story」と見どころ満載の一編になっている。

『ベイマックス』
12月20日(土)、全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

『ベイマックス』
(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.
《animeanime》
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