カプコンの人気ゲーム「バイオハザード」シリーズが、テレビ番組となり登場しそうだ。米国のエンタテイメント誌バラエティは、10月12日、ドイツの大手映画製作会社コンスタンティン・フィルム(Constantin Film)がテレビ番組製作ビジネスの拡大を目指すと伝えている。またテレビ番組を手掛けるにあたり、当初の企画として「バイオハザード」シリーズと人気のヤングアダルト小説「シャドウハンター」(Mortal Instruments)シリーズのスピンオフ作品を挙げた。コンスタンティンのエグゼクティブプロデューサーでCEOのマーティン・モスコウィック氏の発言として、『シャドウハンター』は2015年に制作を開始、2、3年以内で世界各国の放送を目指す、また『バイオハザード』については同社の手がける映画「バイオハザード」シリーズの次回作、映画『Perfume.』の後に制作することになるとしている。コンスタンティン・フィルムは、ドイツの大手映画製作・配給会社で、『ネバーエンディング・ストーリー 』や『薔薇の名前』、『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』などのヒット作で知られる。これらの作品は日本の映画ファンにもお馴染みだ。なかでも2002年にスタートしたポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で知られる映画「バイオハザード」シリーズは代表作である。ゲームの世界観を活かした独自のストーリーが好評を博している。シリーズは次回作『バイオハザード6(仮題)』で完結するとされているが、その後はテレビシリーズで本作の実写作品を続けることになる。一方で、『バイオハザード6(仮題)』は、主演・ミラ・ジョヴォヴィッチの妊娠で撮影の延期を先頃明らかにしたばかりだ。テレビシリーズがその先になれば、実際に登場するのはだいぶ先になりそうだ。「バイオハザード」シリーズは、1996年にカプコンが発売したゲームソフトがスタートである。日本だけでなく、海外では『Resident Evil』のタイトルで人気を博している。その人気から実写映画のほか、フルCGアニメ映画やマンガ、小説など様々なメディアに展開する。今後、さらに海外テレビドラマもここに加わるかもしれない。コンスタンティン・フィルム(Constantin Film)/http://www.constantin-film.de/
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