「セガ3D復刻プロジェクト」開発陣がDC EXPOでシンポジウム 2Dゲーム立体視化を語る | アニメ!アニメ!

「セガ3D復刻プロジェクト」開発陣がDC EXPOでシンポジウム 2Dゲーム立体視化を語る

10月23日から東京・日本科学未来館でデジタルコンテンツEXPO 2014が始まる。このなかで「セガ3D復刻プロジェクト」についてトークするシンポジウムが開催される。

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セガは、ニンテンドー3DSで展開している「セガ3D復刻プロジェクト」について、「デジタルコンテンツEXPO 2014」内で開催されるシンポジウムへの参加が決定したと発表しました。

「セガ3D復刻プロジェクト」は、ニンテンドー3DSダウンロードソフトを中心に展開してきたクラシックゲームの復刻シリーズです。80年代に発売されたゲームを中心とする過去のセガの名作タイトルを、ニンテンドー3DS向けに最適化。3D立体視に対応しているほか、オプション設定により当時のゲームセンターの筐体の挙動やサウンドなどを再現するなど、細かな配慮にファンからや有識者からも高い評価を獲得し「CEDEC 2014」では「CEDEC AWARDS」のエンジニアリング部門優秀賞を受賞しています。2014年12月18日には同シリーズのパッケージ版となる3DSソフト『セガ3D復刻アーカイブス』の発売も予定しています。

本プロジェクトの開発者が、2014年10月24日(金)に開催される「デジタルコンテンツEXPO 2014」内のシンポジウムに参加することが決定しました。「デジタルコンテンツEXPO」は、日本のエンタテインメントコンテンツを国内外に幅広く紹介することを目的に2007年より開始された事業「コ・フェスタ」(JAPAN国際コンテンツフェスティバル)による、コンテンツ分野で活躍する研究者やクリエイターなどが参加し、最新の情報を交換しながらコンテンツ産業の将来像を描き出すオフィシャルイベントです。

「デジタルコンテンツEXPO 2014」のシンポジウム「3次元空間の知覚的歪みとコンテンツの再構築」では、認知科学・人間工学・デジタルコンテンツの観点による、立体視映像の最新の事例や知見を共有するもので、3D空間の知覚的歪みの分析とその応用に関する研究成果などを紹介しながら、フロアを交えたディスカッションが行われます。「セガ3D復刻プロジェクト」は、このシンポジウムにおいて、2Dのゲームを立体視化させる際の技術や成果などについて紹介する予定です。


◆デジタルコンテンツEXPO 2014
開催期間:2014年10月23日~2014年10月26日
開催場所:日本科学未来館

■シンポジウム「3次元空間の知覚的歪みとコンテンツの再構築」
開催日時:2014年10月24日(金) 開場12:45 開演13:00 終了14:50
会場:日本科学未来館内 会議室3
入場料:無料(事前予約制)
詳細ページ(予約):http://www.dcexpo.jp/6205

出演者:(順不同・敬称略)
・渡邊克巳 東京大学先端科学技術研究センター・准教授(認知科学)
・奥成洋輔 セガ 第三CS研究開発部所属 「セガ3D復刻プロジェクト」プロデューサー
 プロデューサーとして、クラシックゲームの移植を主に手掛ける。
 【代表作】
  ニンテンドー3DS「セガ3D復刻プロジェクト」シリーズ
  PS3/Xbox 360「セガエイジスオンライン」シリーズ
  PS3/Xbox 360「ドリームキャスト復刻プロジェクト」シリーズ
・堀井直樹 エムツー代表取締役 「セガ3D復刻プロジェクト」ディレクター
 1991年エムツーを設立。メガドライブ向け「ガントレット」に始まり、
 これまで数多くの移植開発を手掛ける。オリジナルタイトルの開発も行う。
 【代表作】
  ニンテンドー3DS「セガ3D復刻プロジェクト」シリーズ
  PS3/Xbox 360「セガエイジスオンライン」シリーズ
  iOS/Android「アホ毛ちゃんばら」
  超・立体映像技術「E-mote(エモート)」
・河合隆史 早稲田大学 基幹理工学部 表現工学科 教授

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入場料は無料となっているシンポジウム。「セガ3D復刻プロジェクト」で、クラシックゲームがどのように3Dでリメイクされているか、興味がある方はぜひ参加してみてください。

(C) SEGA

「セガ3D復刻プロジェクト」開発陣が「デジタルコンテンツEXPO」シンポジウムに参加 ― 2Dゲーム立体視化を語る

《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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