「越境するマンガとメディア」北九州でマンガの魅力を紹介 吉浦康裕、竹熊健太郎らのトークも | アニメ!アニメ!

「越境するマンガとメディア」北九州でマンガの魅力を紹介 吉浦康裕、竹熊健太郎らのトークも

9月6日から23日まで、北九州市漫画ミュージアムにて文化庁メディア芸術祭の北九州特別企画「越境するマンガとメディア」が開催される。

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9月6日から23日まで、北九州市漫画ミュージアムで北九州国際漫画フェスタが開催される。北九州国際漫画フェスタは国境を越えて広がるマンガの魅力と可能性を、展示やイベントを通じて紹介する企画だ。
またその関連企画として、文化庁メディア芸術祭による北九州特別企画「越境するマンガとメディア」が実施される。国際漫画フェスタと連動してマンガの魅力を伝える。

文化庁メディア芸術祭では、毎年、各地で作品の紹介を行う国内巡回事業を実施している。今年は札幌国際芸術祭2014からスタートし、第15回広島国際アニメーションフェスティバル、福岡インディペンデント映画祭2014などと巡回している。
今回は札幌国際芸術祭2014での企画展「TRACE」のように、北九州市漫画ミュージアムでも「越境するマンガとメディア」と題して行うことになった。

イベントはアニメーション関連企画もある。9月6日に今年の第17回でアニメーション部門大賞の『はちみつ色のユン』を上映する。また9月14日にはアニメーション部門優秀賞の『サカサマのパテマ』上映会と吉浦康裕監督のトークもある。なお『サカサマのパテマ』は、展示では「同人マンガや自主制作アニメとキャリアパスの多様化」といったテーマになっている。
また9月15日には海外マンガ研究家の原正人さんと明治大学米沢嘉博記念図書館のヤマダトモコさんによるトーク「グローバル化するMANGAとバンド・デシネ」、9月23日には京都精華大学の竹熊健太郎さんとマンガ家の庄司二号さんによる「オンラインマガジン『電脳マヴォ』の挑戦」がある。
特別企画では、国や言語、表現形態、あるいは出版や配給等のコミュニケーションメディアの境界を越えて広がるマンガやアニメーションの表現について考察する。

一方、北九州国際漫画フェスタの企画の1つである「IKKI TO THE NEXT STAGE!! 北九州編」でもトークがある。9月27日の「五十嵐大介×西島大介トークライブ」には、マンガ家の五十嵐大介さんと西島大介さん、そして「IKKI」編集長の江上英樹さんが登壇する。
[真狩祐志]

北九州市漫画ミュージアム
/http://www.ktqmm.jp/
文化庁メディア芸術祭 国内巡回事業
/http://jmaf-promote.jp/
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